INTERVIEW
ZENKI MAKOTO

善木誠

未来経営オフィス 代表 https://mzensin.wixsite.com/scole

略歴

読売コンピュータースクール卒業。大阪の情報システム会社入社。その後Uターンしてブルーシート製造業に入社。情報システム部・経理部門勤務後、病気で退職。ITフリーランス後、創業支援NPO法人にてマネージャーを務める。その後、経営コンサルタントを始めて、現在に至る。

-現在の仕事についた経緯-

創業時は公共団体・民間団体等含め創業支援制度があるし、世間も甘めに見てくれますが、創業後は一般的な事業者と成るので厳しいです。
私の住んでいる地方は、中小企業の中でも小規模な事業者が多く、事業継続への課題を抱えて悩まれている企業が多いですが、小規模事業者向けに経営支援を行っている方が少ないので、少しでも役に立ちたいと考えました。

-仕事へのこだわり-

サラリーマン時代は製造業勤務が長く、その中でも情報システム部門が一番長いですが、エンドユーザー(社内の各部門の利用者)との会話を心掛けていました。
利用者が有っての情報システムですが、現場の作業者がデータをシステムに入れないとコンピューターはただの箱ですので、如何にデータを入れて貰うか、また、集めたデータを使って貰えるかを大事にしていました。
今でも業種は違えど考え方は一緒で、依頼者が居ないとコンサルタントの仕事は成り立ちません。
依頼者と同じ目線で話を聴き、課題解決に向かい丁重に説明をしていく。経営現場を知るのは依頼者であり、こちらは、現状のデータをもらわないと何も出来ませんし、課題解決の提案をするだけです。
勘違いして支援してあげている等の考えは持たないように、課題解決を行う同志のような姿勢で仕事に取り組んでいます。

-若者へのメッセージ-

自律神経の名医、順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の書物、「未来日記」の中の一文です。

『朝、目が覚めたとき、どんなことが頭に浮かぶでしょうか。「今日はやることが多くて大変だ」「特にやることがないから、もう少し寝ていよう」など、いろいろだと思います。私は真っ先に、心の中でこう唱えるようにしています。「またチャンスをいただき、ありがとうございます」チャンスというのは、今日という日を精一杯生きるチャンスです。』

私もこの一文のようにチャンスがあると毎日、思っています。
そして、経営は未来を目指すものとの思いで未来経営オフィスという名前で事業をしています。
生きていると失敗も障害もありますが、目が覚めれば生きているので、未来を作るチャンスがあります。
過去を振り返るのも大事ですが、未来は誰も作れていません。
若いということはより多くのチャンスがあるという事です。