INTERVIEW
YUKIYAMA TAKESHI

雪山大

株式会社アルナ 代表取締役社長 https://aluna.co.jp/

略歴

1972年埼玉県で生まれる。1994年、上智大学卒業。ハンドバッグ専門商社で2年間百貨店向け営業として勤務。1998年に父親の経営する株式会社アルナに入社。外回り営業、仕入、総務を経験し、2001年に専務取締役就任。2009年、代表取締役社長に就任。

現在の仕事についた経緯

私は大学卒業後、ハンドバッグの専門商社に就職し、様々な業務に携わりながら、ビジネスの醍醐味を味わっていました。
そんな中、私の父が創業した株式会社アルナが大変だという話を聞きました。父は長年にわたって会社を経営してきましたが、業績不振に陥り、その打開策に苦慮しているというのです。私は、自分が家族を支える立場にあること、そしてアルナが地域にとっても重要な存在であることを強く感じ、入社を決めました。
入社後は、アルナの経営状況を見つめ直し、業績回復に向けた改革を進めてきました。社員の総入れ替えや商品の中身の入れ替え、様々な施策を実施し、従業員一人ひとりがやりがいを持って働ける環境を整備してきました。その結果、アルナは順調に業績を回復し、地域社会からの信頼も高まりました。
私は、父が創業したアルナを支えることで、地域社会に貢献し、家族の生活を守り、多くの人々に喜んでもらえる商品を生み出すことがやりがいであり、仕事に対するこだわりです。今後も、アルナの更なる発展を目指し、日々努力を重ねていきます。

仕事へのこだわり

私たちは、長期的な視点で見たときに、300年企業としての地位を確立することを目指しています。そのために、私は一つのこだわりを持っています。
それは人材育成です。私たちは、従業員一人ひとりが個性を発揮し、自分自身を成長させることができる環境を整備しています。そのために、パートや外国人労働者が入社しても簡単に操作ができるような設備を導入し、社員が働きやすい環境を作っていきたいです。
そして何よりも、従業員にプライドを持って働いてもらえる会社になるように、従業員の親族まで良い評判が届くような職場でありたいと思っております。そういった企業になることで、より地域に根ざすことができ、長く繁栄することが可能になると考えています。
私たちは、これらを通じて300年企業としての地位を確立することを目指しています。これらのこだわりを持ち続け、社会に貢献できる企業として成長していきます。

若者へのメッセージ

若者の皆さんへ、私からのメッセージです。人生は一度きりであり、チャレンジしない限り、未知の可能性や経験は手に入りません。失敗を恐れて、慎重に行動することは重要ですが、過度な慎重さはチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。
チャレンジを恐れず、失敗を恐れず、自分の可能性を信じて行動してください。その過程で、成功することもあれば失敗することもあるかもしれませんが、どちらにしても、その経験はあなたの成長につながります。
失敗から学ぶことは多く、自分自身をより理解し、次の挑戦に生かすことができます。失敗を悔やんで諦めるのではなく、その経験を糧に、さらなるチャレンジに挑戦してください。
経験を積むことは、あなたの実力をつけるために不可欠です。成功に至る道のりには、努力と継続的な学習が必要です。自分の興味や情熱に合った分野での経験を積むことで、自分自身の成長を促し、より高い実力を身につけることができます。
若い時こそ、失敗を恐れず、チャレンジをして経験を積み、自分自身の可能性を広げることが重要です。今からでも遅くありません。自分自身を信じ、一歩踏み出してみてください。