INTERVIEW
YOSHIDA SATOSHI

吉田聡

ビニット株式会社 代表取締役 https://venit.jp/

略歴

2014年独立。2022年に法人化したITの会社を経営。

現在の仕事についた経緯

2020年10月、7年来の友人から誘われスタートしました。
当時、私は全国規模の介護企業の幹部としてヘッドハンティングを受け、業務を行っていました。
友人はITエンジニアを個人事業で行っており、人手を必要としていたところでした。ITは今後、社会で求められていくと思っていた私は承諾することにしました。
2022年4月に法人化を決意。お客様に身近にITを感じてもらいたい想いから、“convenience”と“IT”を合体させ、弊社の名前がVENIT(ビニット)となりました。
気軽にITを導入していただき、作業や管理の効率を上げることで心身にゆとりをもっていただきたい、人が人に喜んでもらうための業務を増やし様々な質を上げられる世界のサポートをしたいと思っています。

仕事へのこだわり

こだわりは3点あり、仕事の時だけでなく日々意識していることです。
まずは「コミュニケーション」です。
コミュニケーションの中でも特に“聞く”ことを重要視しています。お客様や仕事仲間が話している内容もですが、“その内容が出てきた背景は何か” “何を求めているからこの言葉が出てきたのか”を感じ、考えながら聞くようにしています。そうすることでより相手のニーズの根幹に様々なことが提供できると考えています。そのため、相手の背景や行動をよく見るようにし、できるだけ視野を広く持つようにしています。
次に「相手への尊重」です。
人は人の数だけ育った環境や経験があり、そこから生まれてくる価値観や考え方が皆さん異なると思っています。そこで、まずはその方の価値観や考え方を“受け入れる”ことで相手を尊重しています。そしてコミュニケーションを取るときも“なるほどその考え方はいいですね”といった言葉で受け入れていることを伝えるようにしています。
最後に「感謝を伝える」ことです。
感謝は大切であることはいうまでもありませんが、“伝える”ことが重要だと考えています。感謝を感じていても、相手に伝わらなければ相手は自分がどのように感じているのかわからないと思うからです。どんな些細な気遣いや行動でも“ありがとう”と感謝を伝えるようにしています。

若者へのメッセージ

苦手意識が強いものやできないと思っていることにチャレンジしてほしいと思います。
私も苦手でできないと思っていたことがありました。
しかしある時、もしかしたら自分のただの思い込みかもしれないと思い、チャレンジすることにしました。
最初は大変でしたが、慣れてくると意外にできるようになることがありました。
自分の思い込みが強いことを確かめられた瞬間でした。
また、苦手なものほどチャレンジすることで“獲れる”ことが多いと思います。
苦手なものだけでなく、苦手な人もそうでした。
苦手な人ほど、向き合い、考え方や価値観を知ることで、多種多様な価値観や考え方、世界観に触れることができ、自分にとって新しい学びや経験、発見ができると思います。
拒絶せず、まず受け入れることから初めてはいかがでしょうか。