INTERVIEW
YASUDA TAKAYUKI

保田多佳之

やすだ行政書士事務所 代表行政書士 https://web.gsss.pro/

略歴

神奈川情報文化専門学校卒業。パソコン教師、制作会社でのウェブデザイナー、ウェブプログラマーを経て独立。ウェブ屋を開業。行政書士を開業。「ウェブ屋*行政書士」を開業。

-現在の仕事についた経緯-

「行政書士専門のウェブ制作」をしています。
多くの行政書士がホームページの運営に困っている現状があります。
行政書士に登録する人は、公務員や法律事務所などの堅い仕事をしていた傾向が高く、ホームページの運営と無縁であったことが関係しているようです。
また、ホームページの運営に必要な技術が、プログラミング・デザイン・マーケティングなど多岐に渡り、何を調べればいいのか捉えにくいことも原因です。
私は多くの行政書士のホームページの開設に関わることができ、その経験から「行政書士専門のコンサルタント」も行うようになりました。

-仕事へのこだわり-

特別な専門家になることが私の仕事へのこだわりです。
特別な専門家になるためには、スケールメリットの最大化が重要です。スケールメリットとは、「すべて同じ条件であるならば規模が大きいほうが選ばれる」といった意味としてお話していきます。
資本や業務内容を変更せずに、ターゲットを限定することによって相対的な規模の拡大を目指します。
行政書士の業務で例えるならば「ビザ申請」よりも「ベトナム専門ビザ申請」、「ベトナム専門ビザ申請」よりも「ベトナム専門経営ビザ申請」です。
私であれば、「士業専門のウェブ制作」よりも「行政書士専門のウェブ制作」です。
ターゲットを限定することによって、その業務は専門性が高くなり選ばれる存在になります。
そして、選ばれ続けることによって特別な専門家になることができると考えています。

-若者へのメッセージ-

「行政書士という仕事」
行政書士は、他の士業の独占業務以外の業務を行えるものとなります。
他の士業とは、税理士や司法書士や社労士などです。
他の士業が行わない業務は、ほとんど行政書士が行うことのできる仕事です。
つまり、行政書士の仕事は、様々な業務がありそれぞれの専門家が存在します。

「行政書士とあなたの経験」
行政書士の業務は、その行政書士が持っている経験を強く反映させることができます。
たとえば、建設業界での職務経験は建設業の申請に強く生かすことができます。
飲食業の職務経験は、飲食店の申請だけでなくリアルな事業計画書の作成をサポートできます。
行政書士業務は、今までのあなたの経験を活かしやすい職業です。

「行政書士を副業に」
行政書士の業務は、副業によって新しい価値を作り出すことができます。
たとえば、行政書士+不動産業は、相続の相談と同時に相続した土地について解決できます。
行政書士+登録支援機関は、ビザ申請と同時に外国人の雇用をサポートできます。
行政書士は様々な副業にマッチしやすい職業です。

「独立を考えるならば行政書士」
現在、会社員でいる方も将来独立を考えることがあるかもしれません。
もしそのようなことがあるときは、行政書士を選択肢に入れてみてください。
独立を考えている業務の幅を広げることができるかもしれません。
その時は、一緒に仕事をしましょう!