INTERVIEW
YANAMOTO TAKASHI

柳本高志

株式会社Life-stock 代表取締役 https://fits-all.jp/

略歴

大学卒業後、3年間就活は全くせずにフリーター生活を謳歌。同級生に紹介されIT企業の営業部に初入社。1年で会社の個人最高粗利益記録を樹立。組織マネジメントを徹底的に学び部長まで一気に昇進。東日本エリアの責任者として売上利益を追いかけ、組織が約70名規模になった頃、自身の事業部内では当時初めての全社員(約300名)の中からMVP社員として表彰される。5年勤め転職したが、その1年後、退職後も大尊敬していたIT企業社長に呼ばれカムバック。新規事業開発を担当することになる。コロナ禍でも新規事業を立ち上げ軌道へ乗せ、フィットネスジム事業を法人化し2年半で4店舗まで出店し今に至る。

-現在の仕事についた経緯-

「新規事業ってやらないんですか?」と会長に質問し「なら見つけてきてやってみなさい」と任された流れになります。
20業種くらいの新規事業案からフィットネスジム事業を選び、自社ブランドを立ち上げ、コロナ禍でも1店舗をなんとかOPEN。黒字運営し事業を法人化しました。
フィットネスジム出店拡大はもちろん、パーソナルトレーニング部門、業務用フィットネスマシン販売、既存ジム運営コンサルティングサービスをスタートさせ、今に至ります。

-仕事へのこだわり-

サラリーマンだった時代から自分の出来ること「Can」を、やるべきこと「Must」にすること。また“完璧100点”よりも“誰よりも早い70点到達”をいつも考えていました。
理由は、自身1人で100点にたどり着くよりも、すぐ行えば上長や周りからフィードバックがもらえるので、結局は最短で100点をクリアできると考えるからです。
スキルやセンスではなく、泥臭く行動量でとにかくカバーしてきました。よって自身には膨大な数の失敗例があります。失敗からも成功からもデータが必ずとれます。データが取れれば、失敗も成功も「経験値」と一括りできます。この経験値を偶然ではなく必然で自ら獲りにいくことが、仕事で拘っている部分です。
CanをMust化してスピードを意識し、経験値を自ら獲りにいくことが成長スピードを上げること。
成長したその先に「Will」“これからやりたいこと”が初めて見えてくると信じています。

-若者へのメッセージ-

皆さまの自由で良いと私は思っています。資本主義の国では原則、自分の責任や行動で自分の“これから”が決まりますので、思って行動した通りになるのだと思います。ご自身で自分を決めている訳なので。
例えば、思って行動したとして、少し進んでも成果が見えない場合、諦めるケースがあると思います。それはそこで諦めたから“諦めようと思って行動した通り”になります。
思って行動した通りなんかにならない!と思っている方、そう思っているので描いた目標はきっと叶いません。
面白いのが「思った通りにはならない!」と思った通りになっていることです。
きっと“思い続けて行動を継続することは簡単なことではない”ということですよね。
逆に諦めずに思い続け行動を継続することが出来れば、大抵のことはいつか叶うでしょう。
実はシンプルでたったそれだけの差なんじゃないかなと、自分はわざと思い込むようにしています。
思い続け、行動の継続で叶うのなら、ハートで8割決まってるじゃん。と思います。
ただ結論、皆さまの自由で良いのです。今、起きていることに胸を張ることができれば。