INTERVIEW
YAMAUCHI RISA

山内りさ

株式会社qibORUMA 代表取締役 https://www.qiboruma.com/

略歴

卒業後、某大手飲食店と九州料理店のプロデュースに携わり、沖縄県を基調としたカフェの運営受託を手掛ける。管理栄養士の資格を取得後、地方の行政機関と共に商品開発やPR促進などの活動を行う。2020年、株式会社qibORUMA(カブシキカイシャキューアイボルーマ)を設立。大分県のアンテナショップの運営受託や、北海道の国産羊肉を使った創作料理店のプロデュース、某空港にてこだわりの日本産を発信するフレッシュジュース屋をPOPUP運営するなど、地方の素晴らしい食材や生産者を広めることにも力を入れる。現在は、運営受託していた大分県のアンテナショップのオーナーになり、「おおいた温泉座」を運営。また、子ども達の未来にもフォーカスした活動を開始し、商品開発の授業提供や開発した商品を販売するジューススタンド「ワオジュース」も運営している。

-現在の仕事についた経緯-

プロデュース業やレシピ提供、店舗運営を通じて、毎回未熟さを感じながらも、さまざまな経験を積み重ね、簡単なことにも気づかされる日々を過ごしています。これまでの経験を振り返り、「もし前回の事業時にこの仕組みが分かっていたら、見える世界が違っていたかもしれない」と感じました。

そこで、「食」を通じて、吸収力いっぱいの子どもたちに新しい体験の場を提供したいと考えたのです。今回の授業プロデュースは、「知って体験して視野を広げてほしい」という思いから生まれました。

ささやかな事かもしれませんが、子ども達の成長をサポートし、彼らの可能性を広げる一助になれれば嬉しいです。学校では学べないような体験や、身近な仕組みに触れながら成長できる場を提供することで、子どもたちの将来の選択肢が広がり、視野を広げるお手伝いができればと願っています。

-仕事へのこだわり-

「失敗で終わらないこと。感謝の気持ちを大切にすること。」を大切にしています。

これまで数多くの失敗を経験してきました。うまくいかなかったこと、伝え方を間違えたこと、誤った選択をしたことなど、挙げればキリがありません。しかし、失敗を終わりにせず、必ずその経験を次につなげる努力をしてきました。同じ状況や案件、環境で同じ経験をすることは二度とないかもしれませんが、反省を生かし、意味のある成長を遂げるために、前向きな姿勢を持ち続けるよう意識しています。
すべての物事は捉え方次第で、自分がどう進むかは自分次第だと信じています。立ち止まってしまう時もありますが、どんな困難にも前向きに向き合い、学び、吸収し、進んでいきます。

また、私は一人では何も成し遂げることができません。周りの人々のサポートがあってこそ、いまの私が成り立っているのです。私の立場上、良いことだけではなく、時には厳しい現実を伝える必要もありますが、そんな時でも周りへの感謝を忘れないよう心掛けています。
関わってくれた人たちが最終的に笑顔になれるよう、その為に必死になれる自分でありたいと思っています。感謝の気持ちを伝えることの難しさを日々痛感していますが、これからも「ありがとう」という言葉を惜しみなく使い、周りの人々に感謝の気持ちを示すことで、良い循環を築きたいです。

これからも前向きな姿勢で取り組み、さらなる成長を目指します。周囲の人々と共に成長し、より良い事業をするために、日々精進します。失敗から学び、感謝の心を大切にし、仕事を通じて自分自身を磨いていきます。

-若者へのメッセージ-

「何でも実際に経験することの大切さ」を伝えたいです。

今の時代はインターネットで様々な情報が手に入ります。私自身も日々学び続けていますが、実際に自分が経験することで、立場や状況に立つことで、初めて感じることや見える世界があり、それは知識とは全く別の価値を持っていると思います。

様々な場所に足を運び、多くの人々と出会い、様々な経験を積むことが大切です。自分自身が経験し、学び、吸収したものが宝物になります。経験や感情は他人から借りることができず、真似ることもできません。自分が経験したからこそ、伝える言葉に温度や重みが生まれるのです。

そして自分が今見ている世界が実は非常に小さい範囲だったと気づくと、学ぶことがますます楽しくなり、人生の価値観が変わっていくでしょう。私自身もまだまだ成長途中ですが、人生は1度きりです。だからこそ、その時にできるだけ多くの経験を積み、視野を広げ、選択肢豊かな人生を切り開いていきたいと思っています。

一人ひとりが自分主体で人生を歩んでいくことが大切です。是非一緒に、自分自身を成長させ、自由な未来を切り開くために、何事にも前向きな姿勢で取り組み、経験し、自分の可能性を広げていきましょう!