INTERVIEW
YAMAMURA HAYATE

山村颯

やまむら接骨院 院長 https://www.yamamurasekkotsuin.com/

略歴

東洋医療専門学校柔道整復師学科卒業。柔道整復師の国家資格取得。新卒で大阪の接骨院に就職。3年勤めた後、エコー技術を高め、開業準備をするため、地元徳島の接骨院で5年勤務。2023年3月に独立。9年前から接骨院だけでなく、高校野球やサッカー、バレーボールなどのスポーツトレーナーを歴任。

-現在の仕事についた経緯-

少年野球時代に肘を怪我し、その際にお世話になった接骨院の先生がきっかけです。
「こういうスポーツへの関わり方があるんだ」と知ったことが大きかったです。
僕のように怪我で困る人の手助けをしたいという気持ちはあの頃から変わりません。
接骨院に来る人だけでなく、もっと選手にも寄り添いたいという想いからトレーナーを始めました。
トレーナーとしては、治療はもちろん、選手の栄養管理、トレーニングメニューの構築などもしています。

-仕事へのこだわり-

1番大切にしていることは、患者さんの身になって考えることです。
患者さんが今どんな気持ちで、なにを求めているのか。そこが分からないと自分よがりな治療になってしまいます。
患者さんと二人三脚で一緒に頑張ることが1番良い治療だと考えています。
当院は急性外傷の患者さんがたくさん来られます。大会直前に痛めて来ることも少なくありません。
「今こんな状態だから大会には出られない」と言うのではなく、「君はどうしたい?」と聞くようにしています。
「なんとか試合に出たい!」という子がほとんどなので、そのために治療だけでなく、家でできることなど最善で最高の提案をしています。

-若者へのメッセージ-

「頼まれごとは試され時」
頼まれたら“YES”で、どんどんチャレンジしていってほしいなと思います。
チャレンジすれば、それが自信になったり、いろんな縁で繋がれたりと、これからの自分にとって必ずプラスになるはずです。
昨年3月の選抜高校野球大会に城東高校のトレーナーとして帯同した時は開業して1週間でした。店を閉めて行くことを迷いましたが、その経験が今に繋がっており、行ってよかったと思っています。
そんな経験を若い人達には、たくさんして欲しいです。