INTERVIEW
YAMADA YUSUKE

山田裕介

株式会社ストレングスアスリード 自分らしさ共創パートナー https://strengths-aslead.com/

略歴

関西大学経済学部卒業。新卒で某大手製薬会社に入社。15年の営業人生で、転職を三度経験。いずれの会社でもNo1の実績を達成。4社目の会社が買収され、これを機に独立。独立後2年間は人生のどん底を経験するが、ストレングスファインダー®︎という自己分析ツールに出会い、自分の唯一無二の強みを発見。現在では自分らしく幸せに楽しく働く人を増やすために活動中。ストレングスファインダー®︎を使った企業研修も実施。著書に「自分の才能を引き出す質問力:トップセールスだった僕が、会社を辞めてより豊かで幸せになれた理由』(電子書籍)を出版。

-現在の仕事についた経緯-

自分が一番欲しかった自信を手に入れるために、お金・地位・名誉、人から羨ましいと言われるものすべてを手に入れました。しかし、自分に自信がつくことはなく、ますます“欲しい”が強くなるばかりでした。いつになったら、このラットレースが終わるのか?と考えた時に、終わりのないことに気づき絶望を感じました。
どうやったら幸せになれるのか?何を手に入れたら自信が手に入るのか?という問いを立てた時に、自分にないものばかりを探していて、あるもの(自分の才能)を見ていないことに衝撃を受けました。自分自身の生き方を変えないと人生は変わらないと初めて感じ、自己探求を重ね、現在に至ります。

-仕事へのこだわり-

違いを面白がれる世界を創りたい。人と競争や比較をするのではなく、自分が持っている『才能』に目覚めて、自分らしくイキイキ自信を持って働く人を増やしたい。そう思っています。

僕の仕事の人生を変えてくれた一言は、とあるドクターが言ってくれた『自分にしかできない仕事をしてください』という言葉でした。営業をしていた当時の自分には衝撃的でした。仕事なんて誰がやっても同じ、誰でもできると思っていたからです。
そのドクターは続けて、『僕は講演は出来るけど、あなたの目の前にいる人を救うことは出来ない。それはあなたにしか出来ません。』とはっきり言ってくれたことを覚えています。自分にしか出来ない仕事がある、自分にしか救えない人がいると分かった時に、物凄く力がみなぎる感覚がありました。

そこから自分が良いと思ったものや信じたものを人に届ける、届けた人が幸せになるということに誇りを持って働きました。僕自身は何も変わっていません。しかし、捉え方や見方を少し変えただけでも人生が変わります。ないものにフォーカスする(なぜ出来ないのか?)のではなく、あるもの(どうしたら出来るのか?)にフォーカスするだけで結果が変わることを知りました。

現在は自分らしさを発見するということを仕事にしていますが、この仕事も同じで、自分にないもの(弱み)にフォーカスするのではなく、あるもの(強み)にフォーカスすることに気づくだけで自分の見方が変わり、見える世界が変わります。見える世界が変われば、行動が変わって、自然に自分が変わっていきます。この素晴らしい体験を多くの人に届けたいと思って活動しています。

才能は誰にでもあり、簡単に自信を手に入れることができます。

-若者へのメッセージ-

自分を変える努力をやめて、自分を活かす努力を始めてください。人の良い所や、素晴らしい所を見るのではなく、自分の良い所、素晴らしい所を見るようにしてください。この世の中で最高のサプリとは、自分を信じることです。自信とは自分を信じることから生まれます。自分を信じることが出来れば、自信となり、自信が手に入れば、自分の可能性が拡がります。

僕が大好きな歌の歌詞で「夢を失うよりも悲しいことは、自分を信じてあげれないこと」というものがあります。就活中、試験に落ち続けて、自分に自信が無くなって消えてしまいたいと思った時に流れてきた曲です。聴きながら涙が止まりませんでした。自分に足りかなったのは、自分を信じる力で、「大丈夫、何とかなる」と思えなかったことが一番悔しくて、情けないと思ったんだと気がつきました。

自分を信じることが出来れば、何でも出来ます。なぜなら、人生に正解はないからです。あなたが信じた道を自信を持って進んでください。応援しています。