INTERVIEW
WATANABE KATSUYUKI

渡邉勝之

いのちアカデミー認定協会 代表理事 https://www.inochi-a.com/

略歴

1990年、大学・大学院教員。2006年、博士【鍼灸学】。著書・原論3部作 3冊出版。『医療原論』(紙出版&電子出版)、『医学&医療原論』、『医学・看護・福祉原論』(紙出版&Kindle出版)、『汝自身を知れ』(Kindle出版)、『博士が教える最強の健康メソッド』(Kindle&オンデマンド版)。2018年、一般社団法人いのちクリエイション 代表理事、いのちアカデミー 総長。鍼灸 瑛 嵯峨嵐山 院長、いのち研究所 所長。2022年、いのちアカデミー認定協会 健康生命師(博士)。

現在の仕事についた経緯

いのちアカデミー認定協会は、これから訪れる超高齢社会を乗り越えるため、そして40兆円を超える医療費の削減に貢献するために健康生命師を育成しています。約30年の研究を経て、病気になってから治療するのではなく、健康に注目するセルフケア(健康メソッド)を確立しました。
世界の潮流は、病気の原因に焦点を当てた疾病生成論から、健康になるための意識や生活に焦点を当てた健康生成論にシフトしています。お一人おひとりが「いのちの主人公・からだの責任者」としての自覚と責任に基づいたセルフケアを、日本全国さらには世界へと広げるための活動をしています。

仕事へのこだわり

■超高齢社会と医療費問題
2025年には日本国民の3人に1人が65歳以上の高齢者となり、5人に1人が後期高齢者になります。同時に少子化への歯止めもかからず、少ない現役世代が高齢者を支える社会になるため、社会保障制度が限界を迎えます。
2025年には医療費が47.4兆円を超え、介護費用が15.3兆円に達すると予測されています。この医療費や介護費用の増加する流れは年々加速しているため、早急な対策が急務となっています。

■世界保健機構(WHO)がセルフケアを推進
世界でも医療費問題は深刻です。現在43億人の人々が満足に保険制度を受けることができていません。2030年には1800万人の医療従事者が不足すると言われています。
世界保健機構(WHO)の発表によると、個人が病院に行く回数は年に1回程度ですが、セルフケアに費やす時間は8700時間に及びます。つまり、質の高い効果的なセルフケアを継続的に行うことで、健康寿命を大幅に伸ばし、医療費を削減することが可能になります。

■研究者としての想い
30年間、大学教員として臨床6万人以上、3000人以上の学生に教鞭を執りながら研究してきた集大成としてセルフケアを極め、一家に一人がセルフケアとホームケアを実践できるように健康生命師を育成しています。
自分が健康になり、家族が健康になり、地域社会が健康になれば、これから訪れる医療費や介護費用問題も乗り越えられます。

若者へのメッセージ

お一人おひとりが、自己治癒力&自然治癒力という凄い力(フォース)を有しています。
いのちの主人公・からだの責任者という、自覚と責任に基づいたセルケアを拡げ、世界に先例のない、超高齢社会ならびに医療費の削減という日本が抱える大問題を根本解決します。
いのちの専門家である健康生命師は、上医(国を治す)を目指しています。一緒に、社会貢献しましょう。