INTERVIEW
URAKAWA KOHEI

浦川航平

株式会社もずくとおはぎ 代表取締役 https://mozukuandohagi.co.jp/

略歴

家具メーカー、家具デザイナー、通販会社マーケッター、WEBプロデューサー、マネジメントを経験し、現在に至る。

-現在の仕事についた経緯-

コントラクト家具のセールスやコーディネート、家具デザイナー、ダイレクトマーケッターという広い意味でのクリエイティブ領域を主戦場にしてきた流れでWEB業界に誘われました。
転身後はWEBプロデューサーやチームマネジメントに従事する傍ら、クライアントワークでは得られない自ら創り出すことの渇望が芽生え芸術活動を開始。左脳をメインとした本業、右脳をメインとした創造の2軸でバランスをとり、両方で成果を導き出しました。

現在は株式会社もずくとおはぎを設立し、前職や前々職のメンバーとWEB・IT領域、芸術領域の2方向で事業を展開しています。
全員が左右の脳ミソを駆使しながら、社のミッションでもある『クリエイティブを通して問いかけ続け、新しい感情、新しい価値観、新しい気付きを生み出す』ことを追求し、“メンバーの人生の充実”をテーマに掲げて活動中です。

『何が、どういう状態が充実と言えるのか』は定期的にアップデートされ、相互理解を常に深化。5人全員が自立し、役割を果たし、成果を生み出し、24時間365日を楽しむことができています。
チームが生み出すシナジーは増幅し、まるで50人が活動しているような錯覚に陥ります。株式会社もずくとおはぎは最高の状態なのです。

-仕事へのこだわり-

自分自身の追求。
理想に近づきたい。ただそれだけ。

その先に、何かの活躍を誰かが自分のことのように喜んだり、成果が誰かに好影響を与えたり、活動そのものが新しい何かのきっかけになったり、新しい一歩を踏み出す勇気が出たり、今の活動が促進される刺激になったりすることを知っています。

そもそも、世の中的に『仕事』と呼ばれているので、私もそう言っていますが、実態は『趣味』です。社会に出てから約25年間、ずっとそう感じています。
その趣味が時代の流れや環境の変化に伴い、少しずつカタチを変え、縦横に動いただけです。だから、ゴルフやフェスなどと並列です。

誤解を防ぎたいのは、趣味だからゆるいという訳ではありません。
逆にこの(世の中的に仕事と呼ばれている)趣味を極めるためにストイックに向き合い、そこに楽しさを見出してきました。上手くいけば『どうやったら、もっと上手くいくか』、思い通りにならなければ、『どうやったら、思い通りにいくのか』を常に考えています。もちろん、場面や立場、年代によって内容は異なりますが、向き合い方は変わりません。
今は経営者として、芸術家としての自分にこだわっています。

-若者へのメッセージ-

世の中、甘くないよ。
どの世代も全員が活躍するなんてありえない。
必ず活躍する奴、並の奴、埋もれる奴が出てくる。

君はどれになりたい?

活躍したいと思っているのなら、上司や先輩、環境のせいにしているヒマなどありません。
それは並以下の奴に任せておけばいいのです。

まだ実力は不十分だったとしても、若いなりの志と実行があれば理想にたどり着くから焦らないこと。ちゃんと積み上げて繰り返せば着実にチカラは蓄えられます。

もしダメだったとしても問題ないです。再挑戦すればいい。
もしくは、切り替えて次の(他の)道を探りましょう。これは逃げではありません。
ほんの数回の失敗くらいでへこたれるな。こういうのを乗り越えるから強くなるのです。

我々はそういう人物とかかわりを持ちたいです。
並以下の奴はそういう人材でも必要としている企業に任せて、君たち世代のごく一部の素晴らしい人材に未来を託したいと思っています。
平等とは名ばかりの体裁で、世の中は実力社会なのだから。