INTERVIEW
UCHIDA AZUSA

内田梓

Amazing Grace 代表取締役 https://www.amazing-grace.net/

略歴

自身の摂食障害を克服後、会社に所属しながらカウンセリングスクールのスタッフを行いつつ東京福祉大学を卒業。精神保健福祉士などを取得。産業カウンセリング協会に所属。以降、摂食障害などの依存症の方、家庭・友人・仕事に悩む方のカウンセリング相談に従事。また、会社経営者の方など、心のバランスを保ちパフォーマンスを上げたい方のカウンセリングを行う。その他、障害のある子どもの家庭教師や、児童発達支援・放課後デイサービスでの指導もしている。

-現在の仕事についた経緯-

18歳の時から13年ほど摂食障害に苦しみ、拒食症と過食症を繰り返していました。そんな、長くひどく苦しんだ状態が、ある日瞬間的に治ったことを覚えています。自分が治った理由、自分に起きた心の変化が分かれば、依存症の症状がどれほど強くても治るのだと思い、カウンセリングの勉強を始めたことがきっかけです。
その後、会社の人や、生徒たち、みんなが良い方向へと活性化していったので、みなさんの心が平和になって心が元気になるようにと、仕事としてしっかりやるようになりました。

-仕事へのこだわり-

仕事におけるこだわりを2つ挙げるとすると、まず1つ目は、下積み時代を大切に積み重ねてきた経験から深く根ざしています。一つ一つの仕事に真摯な姿勢で向き合い、その中で絶えず学び続けることをしてきました。
先輩から理論と体験の大切さを教わり、また、まだカウンセリングが時代のはしりだった時期に、社長から「10年は勉強しろ、そうしたら時代が付いてくる」と言われました。そのおかげで、理論と実践の両面において、深い理解を得ることで、自身の成長と共に組織やプロジェクトにも貢献できることを大切に考えています。

それと共に下積み時代を重要視するのは、その中で培った経験や教訓が、将来の成功に大いに繋がるからです。また困難な局面や挫折に直面したときこそ、真の成長が生まれ、それが人としての強さや仕事における洞察力や観察力を養うキッカケとなり、過去を大切にし、それを活かして新たな挑戦に立ち向かうことで、常に前進し続けることができてきています。

2つ目は、理論と実践のバランスを保つことも私のこだわりの一環です。理論に裏打ちされた知識は堅固であり、一方で実践力は柔軟性と創造性を養います。これらの要素を組み合わせることで、問題解決能力や効果的な意思決定が可能となります。理論だけでは抽象的で具体的な問題に対処することが難しい一方で、実践だけでは根拠や戦略が不足してしまいます。私は両者を総合的に理解し、バランスを取ることで、より高い次元での業績向上に貢献できると考えています。

これらの仕事へのこだわりは単なる職務遂行だけでなく、プロフェッショナリズムやチームワークを含む広範で総合的な視点を持つことにも表れます。自らの仕事に誇りを持ち、クオリティを追求する姿勢が、周囲にもポジティブな影響を与えると信じています。また仕事仲間との連携やコミュニケーションを大切にし、共に成長し合える環境を築くことも重要です。協力と共感の中で、より大きな成果を上げることができると確信しています。

これまでの経験と学びを基に、私はこれからも、仕事において真摯で責任感のある姿勢を貫き、理論と実践を融合させた手法で課題に立ち向かい、共に成長できる仲間たちと協力して、新たなチャンスに向けて、先輩とも後輩とも共に挑戦し続けていきたいと考えています。

-若者へのメッセージ-

まずは自分の心に耳を傾けてみてほしいです。
私も昔、他人の期待やスキルを身に着けることに囚われて、他人に受け入れられる自分でない他人になってしまったことがあるんです。だから自分を否定して、病気のようになっていました。
でも本来、みんな一人一人才能を持っていて、それを活かしていくことがうまくいく秘訣なんです。それはスキルとは違うレベルで、生まれた頃から、その才能という能力は与えられているので大丈夫です。

自分を受け入れて、自分のペースで生きることが一番大事だと思うのです。自分を受け入れるって素敵な冒険の始まりです!
他の人と比べなくっていいんです。自分を大事にして、自分に優しく接してあげてほしいと思います。そうすることで、自分自身を活かしていける道が見えてくるし、それが素敵な未来への第一歩です。

そして、自分らしく、自分を大切にしていくことが、素敵な人生を築く秘訣です。自分の色を大切にしていれば、素敵な人生を紡いでいけるはずです。自分に素直にいることが、一番の美しさで、自分の魂が輝いている姿であることを忘れないで!そのうえで、やるべきこと、やりたいことをやってみてほしいです。