INTERVIEW
TSURU TOSHIYA

津留敏哉

株式会社D&S 代表取締役 https://d8s.co.jp/

略歴

1980年、佐賀県嬉野市生まれ。熊本県立済々黌等学校卒業後に上京。早稲田大学政治経済学部に入学するもベーシストを夢見て中退。しかし音楽業界の荒波に揉まれ挫折。プログラミングに挑戦しようと2001年9月より株式会社サンビジネスに入社(2013年に取締役)。2010年1月、社団法人オープンビジネスソフトウェア協会を設立し、理事に就任。2014年9月にNadaiCollaborations株式会社(現・アイアース株式会社)に転職、 2015年に取締役就任。2019年11月に株式会社D&Sを設立、代表取締役に就任。

現在の仕事についた経緯

これまでに2社での取締役の経験をさせて頂いた上で、自分が理想とする働き方を考えた際に、自身で事業の方向性を決めたいとの思いに至りました。そのためには自分が代表になる必要があると思い、独立を決意しました。
子供の頃から海外に関心があり、改めて「グローバルな仕事がしたい」との思いを込めて、2019年11月に株式会社D&Sを設立し、代表取締役に就任致しました。

仕事へのこだわり

『理想の未来をデザインし、その実現に貢献する』ことをテーマとして仕事をしております。
業務委託等でお客様のシステムやサービスの設計開発を行っていますが、お客様が思い描いたものをデザインをするだけでなく、それらを実際に形にし、実現することにこだわっております。
また、事業展開に伴い、エンジニアの働き方改善、並びに地元である佐賀県嬉野市に貢献できるよう日々努めております。
具体的には、研究開発拠点として佐賀県嬉野市に「嬉野温泉ラボ」を開設し、2022年3月30日に嬉野市と進出協定を提携させていただきました。
老舗旅館や地域企業に対してデジタル化推進に関するサポートを行いつつ、エンジニア需要が盛んな現在だからこそ、地域発のエンジニア育成も視野に入れて地域の新たな雇用創出を行い、Uターン・Iターン・Jターンや他拠点生活など、多様な働き方の実践におけるサポート、地域活性化に努めております。
エンジニアの働き方においては、神経と頭を使う仕事が多いので、仕事から離れた時にはしっかりと休息がとれるよう、先述した嬉野市で温泉入り放題など、メリハリがある働き方ができる仕組みを提供しています。
また将来のグローバル展開を見据え、グローバルな人材採用に力を入れています。現在、ウクライナ、ネパール、シンガポール出身のメンバーが働いています。今後は彼らとともにデジタルを駆使した観光事業に取り組んでいく予定です。

若者へのメッセージ

眼前の課題に真剣に取り組む中で、思いもよらないような展望が開けるものだと思います。日々の事象に一喜一憂せず、将来を見据えて希望を持って頑張ってください。