INTERVIEW
TOMISAWA YASUYUKI

富澤泰之

行政書士法人富澤事務所 代表社員 https://10330.jp/

略歴

1975年広島県生まれ、親の転勤により神奈川県で育つ。大卒後、会社員になるも将来への危機感を覚えて2003年中国に留学。猛勉強で「哈爾浜の奇跡」を起こし、通訳案内士試験に2年間の勉強で合格。再度就職したが再び危機感を覚え、在職中に行政書士試験合格。2014年に独立し行政書士事務所を開業。中国語の出来る行政書士として活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

元々、会社員には向いていないとは自覚していて、漠然とした独立志向はありました。それもあって中国に留学をしました。中国語を話せるようにはなったものの、帰国してからは語学だけでの独立は難しいというのが実感でしたね。そのため中国ビジネスの勉強も兼ねて就職しました。
しかしそのまま何も出来ずに時間が過ぎ年齢も35歳を超えて、いよいよ何とかしないと人生が終わってしまうと真剣に考えていたところ、語学と親和性が高く、社会的に信頼性のある資格を取得して併用すれば独立できるかもしれないと考えつき、行政書士という資格を知りました。
今でも「稼げない資格」とは言われていますが、法律系の国家資格という信頼性があれば中国語との相乗効果が見込めると考えて資格取得を決意しました。会社勤めをしながら2年間勉強を頑張り、合格して独立開業したことが経緯です。

-仕事へのこだわり-

私にとって仕事は「最強のエンターテイメント」です。自分の知識や能力を使って、人の役に立ち、喜んでもらいながらお金をもらえるという、これ以上楽しいエンタメを私は知りません。
ただ、エンタメである以上、観客であるお客様に満足してもらわなければなりません。ただ単に許可を取得するだけでなく、お客様に喜びと驚きをお届けできるように頑張っています。
難しい案件でも法律の許す範囲内で取得の可能性があれば、お客様の為に何とか許可を取ってやろうと常に意気込んでいますし、そのための努力は惜しみません。
その中でも、逆転案件というか、他の事務所が断るような困難な案件を成功させたときには、この上ない喜びがありありますね。
例えば、他の事務所で許可が取れなかったVISA関係の案件で、私の業務知識や説明力を活用して逆転で許可が下りたり、警察に対して粘り強く説明したことで逆転で営業許可が下りたりしたこともあります。
あとは、「人生は仕事だけでない」という仕事のこだわりをもっています。仕事だけでは人間の幅の広がりに限界があります。私の仕事は特性上パソコンとWi-Fiさえあればどこでも仕事が出来るので、山登り、温泉、サーフィン、ゴルフなど月に1回はワーケーションと称して遊びに行っています。笑
また、我々士業は「先生」と呼ばれることが多いのですが、本当の「先生」かどうかはお客様が決めることです。士業という形だけの「先生」から、結果を出し続けることで本物の「先生」になるのだと思っています。「先生」の呼称にあぐらをかいて慢心するのではなく、常に謙虚に本物の「先生」を目指して更なる努力をし続けます。

-若者へのメッセージ-

もし自分の人生をもっと高めたいと思っているのであれば、世の中の常識を打ち破って、夢と野心をもって行動してほしいですね。昔のドラマであったシンプルで大好きな言葉なのですが「小さくまとまるな」ですよ。
一度きりの人生を絶対に充実させてやろうという気概が必須条件です。私は今、地元のPTA会長を拝命しているのですが、閉塞感と無気力感がスゴすぎます。たぶん若者のみなさんは、小さい頃からこんな感じの閉塞的な環境で、常識的に人に迷惑をかけないように、問題を起こさないように育てられていると思いますので、にわかに信じられないかもしれません。
ただ、早く気付いたヤツの勝ちです。学校で教わった常識的な人生で良ければそれでOKですが、もし自分の人生に不足を感じているなら行動しましょう。
人生は頑張っていれば意外とうまくいきます。更にその頑張りや努力を含めて楽しめれば完全に「イージーモード」なんです。確かに、それを実感するにはある程度の継続的で圧倒的な努力が必要になります。ただ、人生の成功を信じて乗り越えられた人だけが見られる景色を是非とも一人でも多くの人に見てもらいたいと思っています。
今からでも人生は絶対にうまくいきます。もし一緒に頑張りたいと、ご興味がある方は是非ご連絡ください!