INTERVIEW
TOKIZAKI MASAHIRO

時﨑正浩

アスリートフィーリング株式会社/株式会社スポレングス 代表取締役 https://athlete-f.net/

略歴

法政大学を卒業後、NECにラグビー強化選手として入社。30歳で引退後国内営業でマルチメディア事業の開拓を行う。45歳で退社し柔道整復師と教員免許の資格取得のため専門学校と大学に入学。50歳で接骨院開業、スポーツ測定、運動指導事業を開始。

現在の仕事についた経緯

スポーツが中心の人生を送り、トップ選手としての経験を積む中で人の役に立てることに喜びを感じました。子供たちの成長を見ながら運動指導を行ううちに、自分にできることだと気付きました。
さらに深く探求するために、身体の構造と怪我の対処法について学ぶ必要性を感じました。子供たちの運動能力の低下に気付き、その原因と対策を見つける必要性も感じました。
また、アスリートとしての経験を通じて、各家庭に貢献できることもあります。この経験を生かし、自分の使命として事業化することを決意しました。

仕事へのこだわり

私はスポーツ強化選手の経験から、プレーと練習メニューに対するこだわりやプロ意識を持つようになりました。会社の仕事にも同じプロの姿勢を持ち、お客様に失礼のないように取り組んできました。
一方で、他の人と同じことをするのは嫌で、常に自分なりのやり方や新たな仕組みを求め、発展させることにこだわってきました。「もっとこうすれば」と考え、新たな視点から物事を考える努力を重ねてきました。自分にしかできないことや、自分流の営業スタイルなど、常に独自性を追求してきました。
ラグビー引退後、私は意外にも苦手なIT業界で自分なりのやり方で2つの大規模な新規事業を築き上げ、社長賞も受賞しました。しかし、常にこの業界では「自分は本物のプロになれない」と感じていました。だからこそ、私の強みや社会への貢献が可能な事業で活躍することが重要だと確信しています。自分の才能を生かし、世の中のためになる仕事に取り組むことが私の目標です。

若者へのメッセージ

人は必ず得意な分野を持っています。自分が人や社会に貢献できることを常に追求しながら働いてください。もし今の仕事で自己成長を感じられない場合は、それはあなたの居場所ではないかもしれません。
企業は人が存在して初めて成り立っています。企業があって人ができたのではなく、人が企業を創り出しました。だからこそ、企業を正しく理解することが重要です。お金のために働くのではなく、自分自身の成長のために企業で働くのです。
自分が世間に貢献できることが見えたら、その目標に向かって行動を開始してください。そうすることで生きがいを持って一生働くことができます。