INTERVIEW
TERASAWA NORIMASA

寺澤徳政

W.T.Japan株式会社 代表取締役 https://www.wtjapan.com/

略歴

慶應義塾大学商学部卒業。新卒で大手繊維専門商社に入社し、卸・小売ブランドを3年間経験。その後、新進気鋭のOEM会社へ転職、8年間売上急拡大に貢献。2016年、独立。現在は今までの経験・知識を活かしたOEM業を中心としながら、コンサルティング業務やサポート業務も請け負う。

-現在の仕事についた経緯-

高校時代、男子校で私服の高校に通っており、毎日着る服を選ぶ中で、ファッションや洋服に対して色々なことを思うようになりました。これが最初のきっかけだったかもしれません。
その後、一浪して大学に入学し、アルバイトして貯めたお金はほとんど洋服に費やしていたと記憶しています。
就職活動時はさまざまな業界・業種を受けました。好きなものを仕事にするつもりはありませんでしたが、たまたま受けた会社(新卒で入社した会社)がとても印象的であり、ご縁もあり入社することとなりました。
そこから仕事の楽しさや醍醐味を感じ、そのまま同じ仕事に従事しています。

-仕事へのこだわり-

特別意識していることやこだわりは一切ありませんが、振り返ってみると、①素直に聞く②断らない③裏切らない・嘘をつかない ということを実践していたような気がします。

こだわりが無いということはある意味、どのような環境下においても、どのような条件下でも、適応できる柔軟さがあるということを意味するのかもしれません。ファッション・アパレル業界は、水物商売とも言われ、鮮度や流行にとても左右されてしまう業界であり、安定売上・安定収入という概念がありません。その中で、変化に対応してきたからこそ今があるのではないかと思っています。

①素直に聞く
経験・知見のある諸先輩のアドバイスや助言を忠実に守り模倣することが型を作り、結果的に近道だったような気がしています。守破離の「守」の部分の重要性をとても感じます。
②断らない
まず「はい」と応じ、どんなことでも受け止める・受け入れるという姿勢が、自分の経験値やキャパシティを広げてくれたと感じています。
③裏切らない・嘘をつかない
至極一般的な正論ですが、実際に実行するのは意外と難しいです。だからこそ周りからの信頼や信用を得られるのではないかと思います。

そして総括して最後に、いかなる時も準備は誰よりも行っていたと思います。誰よりも早く行ったり、誰よりも遅く残ったりすることで、時間を人より費やし、パフォーマンスを上げられるように自分の中で整理していたのだと思います。

-若者へのメッセージ-

行動とご縁を大切にしてほしいです。まずは行動、思っていることや感じていることは、まずは自分から行動してみましょう。良否や評価はその後に周りがすることであり、自分が決めることではありません。まずは自分の判断で後悔しないように自発的に動いてみるのが大事だと思います。
また、その行動によって色々な出逢いや周りの変化が生じてきますが、その際のご縁を大切にしましょう。予期せぬ出逢いやご縁によって、様々な体験や経験をすることができると思います。