INTERVIEW
TAKEDA YUMA

竹田悠馬

株式会社UPSHIFT 代表取締役 https://u-sft.com/

略歴

新卒で製造業へ入社。海外事業企画部へ配属され、国内及び海外グループ拠点の物流プロセス最適化を主導する。その後、調達購買に特化したコンサルティング会社へ転職し、大手企業の調達購買改革、経費削減、業務改善等に携わる。現在は株式会社UPSHIFTを立ち上げ、中小企業の売上・利益拡大を支援。

-現在の仕事についた経緯-

まず、事業会社からコンサルティング業界へ転職した動機は『多くの企業が抱える課題を解決し、未来を共創したい』という想いからでした。
そして希望通り、本当に多くの企業の経営基盤強化に携わることができました。
ただ一方で、支援対象は大手企業が多く、日本経済を支える中小企業を支援できないという葛藤が常にありました。
そのような葛藤の中、新型コロナウイルスの流行や、原料価格の高騰等により、中小企業が大きなダメージを受ける現状を目の当たりにし、心が動きました。
『日本経済の基盤である中小企業の経営力の強化を軸に、更なるイノベーションを促進させたい』その気持ちが自分自身を後押しし、現在の法人設立に繋がりました。

-仕事へのこだわり-

私が仕事をする中で常に心に留めている言葉は『明るく、楽しく、真剣に』と『可能性を徹底的に信じる』この2つです。大変シンプルな言葉ですが、この中に私の仕事に対する気持ちやこだわりが詰まっています。
まず私は経営において最も大切なのは、莫大な資本でも、誰もが知らない情報でも、類稀な能力でもなく、“ヒト”であると断言します。経営者である私のミッションは、私と、会社で働くメンバー、そして、それらに関わる全ての人が輝く場を創ることです。
そんな環境の下で、それぞれが持っている本来の強みを活かし、自分らしく働いていく。そのような人材が集まる組織はお客様からの信頼を得て、長期的に繁栄し、経営も安定すると信じております。『明るく、楽しく、真剣に』、そんな会社の雰囲気がお客様に伝染していくような幸福度の高い組織を創りたいと思っています。
また、私は一緒に働く仲間やお客様の可能性を徹底的に信じます。多くの人は、今までの経験や常識に捉われ、無意識にできない理由を探して行動にストップをかけ、本来持っている力を全て出し切れていないと思います。私は彼らのストッパーを外し、成長に向けて共に走り続ける人でありたいと思います。
現状を変えたい、アップサイドへシフトしていきたい、そんなヒトの可能性を徹底的に信じ支え、共に成長していく。それこそが私の仕事へのこだわりです。

-若者へのメッセージ-

まず『この世の中は極めて不公平である』ということを認識してください。
生まれながらにして恵まれた環境の人もいれば、出会う人に恵まれた人、運がいい人も沢山います。これは事実であり、私たちがどう足掻いて努力をしても動かせない部分です。
私はこの動かせない部分に憂い悩むのではなく、現実をしっかり受け止めて、あなた自身の行動を起こすことが重要だと考えております。つまり、動かせない現実『定数』に働きかけるのではなく、努力によって動かせる現実『変数』を捉え、変化を促そうと努力することが重要になります。
この社会で活躍している人の多くは、努力によって動かせる『変数』に注力し続け、自分を変え、周りを変え、世の中を変え、大成しています。
あなたも「自分の有限な時間と労力をどこに投下すべきか」を意識をして、行動してみてください。この意識を持つだけで、必ず明るい未来が待っています。一緒に未来を共創しましょう。