田頭純一

－現在の仕事についた経緯－

家庭の事情で10歳から新聞配達をはじめ、小中高と新聞少年を続け、大学も新聞社の奨学金制度で進学しました。不遇な家庭環境に流されていた中学生の時に、素晴らしい教師との出会いにより前向きな人生に向かって歩み出しました。そして、子供にとっての教師等の人的環境の大切さを知りました。
社会人としてスタートしてすぐは、バブル経済の波にもまれ社会の矛盾や厳しさを思い知りました。上場会社の時に提携していた創業者の田中会長より、創立40周年にむけて新しい息吹を吹き込んでほしいと頼まれ、現在に至ります。

－仕事へのこだわり－

人財であり家族でもある社員の皆さんに「この会社に入ってよかった」と思ってもらえるような環境作りをして、今では社内も活気にあふれ、社員も積極的にいきいきと仕事をしています。
40年近い営業期間で業務がマンネリ化し、社員と会社の一体感が感じられず消極的な社員が多かったので、徹底的に一人一人と面談し、この事業の将来性や教育に携われることの素晴らしさを語り合い、適材適所を考え人事異動をしました。

－今後の展望－

創立40周年にむけて、地域的や経済的な理由でまだ学習塾などの学習支援を受けていない子供たちに学習支援ができる仕組みを作り、海外にもネットワークを広げて、グローバルスタンダードな教育システムを確立し、世界に発信していきたいです。特にアジア・アフリカを重点的に考えています。

－若者へのメッセージ－

自分の世界に閉じこもっているのではなく、周りの人たちと積極的に交流して、社会の中で自分自身に何ができるのかを真剣に考え、自らの力で夢や目標を実現できる力を養ってほしいです。