INTERVIEW
SUDO HIROMI

須藤洋美

アイラッシュサロン 代表 https://eyelashsalon.jp/

略歴

高校卒業後、アパレル店に入社。海外に住んでみたいという夢を持つようになり、イギリスへ留学する。帰国後、まつげパーマに出会う。東京南青山まつげサロンで技術を学び独立。2005年、茨城県水戸市に「まつ毛パーマ専門サロンアイラッシュサロン」をオープン。サロン20年目を迎えた。

-現在の仕事についた経緯-

イギリスから帰国後、これからの人生をどのように生きていくのがよいのかと模索していたある日、25ans(ヴァンサンカン)という雑誌で、まつげサロンを見つけました。
その後、サロンに通い始めたことがきっかけとなり、サロンスクールで技術を学ぶようになりました。当時水戸市にまつげパーマサロンがまだ3件ほどしかなく、この技術を広めていきたいという思いがどんどん強くなり、思い切ってサロンをオープンしましたが、経営の勉強をゼロでスタートしたために挫折の日々を過ごしました。
売り上げを伸ばすために経営コンサルの先生方と出会い、経営の勉強をしていく中で、試行錯誤しながらサロンのあるべき姿を見つけることができました。

-仕事へのこだわり-

大人の女性が通う落ち着いたサロンをつくりたく、施術で使う道具にこだわり、ベットは寝心地を重視するため高級ベットを購入しました。店内は生花を飾っておもてなししたいと思い、花屋さんへ毎回足を運び、自己流でアレンジして生花を飾っています。ひとりサロンだったため完全予約制とし、お客さまとじっくり向き合うようなスタイルになりました。
「技術がすべて。高技術を提供しないとお客さまは来てくれない!」と思い、高技術を提供するまつげパーマサロンにしていこうと決心しました。数年後、「まつげエクステンション」が流行し始め、世の中は「マツエクブーム」が到来!どんどんマツエクサロンが増えていく中、エクステンションには目もくれず「わたしはまつげパーマで勝負する」と方向転換はせずに一筋で続けた結果、まつげパーマ専門サロンとして地元で有名サロンの地位を確立できました。

-若者へのメッセージ-

自分は将来どうなりたいかを考えていますか。年齢は関係なく、いつでも方向転換をすることができます。いろんな経験をするからこそ自分にあった職業を最後は見つけることができます。
それが見つかったら、とにかくそれだけに集中してやり続けること、どんなことがあっても自分を信じてあきらめないこと、続けることでいつか必ず光が見えてきます。
大人になると誰も助けてはくれません。将来なりたい自分の姿を強く思い描いて突き進んでいってほしいです。
ご縁というのは人が運んできてくれるものです。良い人間関係を築き、どんどん行動して自分にとって居心地のいい人とだけお付き合いをしていけば、なにも怖いものはありません。