INTERVIEW
SIREGAR JOELIANTORA

シレガル・ジュリアントラ

合同会社BERUBAH 代表 https://www.berubah.jp/

略歴

茨城の水戸啓明高等学校普通科卒業。卒業後、プロサッカー選手を目指し海外へサッカー留学。インドネシア、トルコにてアマチュアリーグでプレーするも、プロになれず帰国。帰国後、なんとなくアルバイトを掛け持ちするが、サッカー選手を目指したときのような熱量のある仕事をしたいと思い、知り合いの紹介で営業代行会社に就職する。2年勤め、そこから営業代行のフリーランスとして独立。2022年8月に人材業にも携わり、現在は会社を設立し人材業や営業代行会社、美容事業など多方面で活躍中。

現在の仕事についた経緯

営業代行会社時代に営業先で仲良くなった社長の助言で起業をしようと思いました。
なぜ人材業か、という決め手は無かったのですが、元々直近で人材業の営業代行に勤めていたからだと思います。
また、経営にも携わっていたので自分で事業を確立するイメージが湧きました。
元々人に関わる仕事が好きでしたので、やっていくうちに更にのめり込みましたね。

仕事へのこだわり

座右の銘である改善改良の精神を大切にしています。
「挑戦することの大切さ」
僕は金銭的に負債を負わなければどんどん挑戦してもいいと思っています。
時には負債からスタートする事も重要かと思いますが、その挑戦が「点」と「点」であっても挑戦を辞めずに続けていれば、その「点」と「点」が「線」に繋がることがあります。
これは僕の経験上言えることです。
挑戦が失敗に終わっても、成功に終わっても、そこに挑戦した時に得たノウハウや目標に向かった過程は財産になると思っています。
それに加えて、ビジネスパーソンとしての深み・成長にも繋がると思っています。
失敗から何を学ぶか?成功からも何を学ぶか?常に挑戦して「改善・改良」することが自分の中で一番のこだわりを持っています。
また、挑戦する上で意識していることは、「それを挑戦する事によって誰が幸せになるか」「誰の課題、問題を解決できるか」です。
社会の課題、目の前の人の課題、世の中には様々な問題や課題があると思いますが、課題に対して目を向け、解決しようとする姿勢が仕事をする上での価値だと思っています。
自分がやりたい仕事や事業を行う事も大切だと思いますが、ある経営者に教わったのは「世の中が求めていない事、人が求めていない事をしても自己満足で終わってしまう」「人が求めるものが多い程、価値の高い仕事」だということです。
なので、事業を行う前や、何か実行をする上では、「先方の課題は何か?その方の求めている者は何か」というアンテナは大事にしています。
その前提として問題を発見する「問題発見能力」は凄く大事だと思うので、常に世の中の問題、社内や部下の問題にアンテナを張ることを意識しています。
そのアンテナを貼ることがより良い環境づくりや新しいものを生み出すヒントになると思っています。
世の中の成功している経営者を見て、そこのアンテナが物凄く強いと私自身感じています。

若者へのメッセージ

「目標を持って成長にこだわる」という事を大切にして欲しいです。
お金を稼ぎたい動機も大事だと思いますが、その後、「何を成し遂げたいか」「なりたい人物像を追求する事」を目標にして意識することが大切で、欲に走りすぎてはいけないと思っています。
そこが明確な経営者や友人を見ると、1日1日の仕事に対してのエネルギー値が高い印象ですし、一緒に居て学びや刺激になります。
仕事は手段だと思いますし、成長にアンテナを張ることで未来は変わっていくと思います。
就職や仕事はゴールではない事を一番に伝えたいです。
今やっている仕事が未来につながっているのであれば、それはそれで幸せですし、もしそれが分からないのであれば早急に見つけることが大切かと思います。
そこが明確か明確じゃないかで同じ8時間は違うと思いますし、1年で見たら時給や月給以外に得られる物の差が出ると思います。
それは「お金以外で得られる物、人脈や知識」など、例を挙げるのであれば、ただ言われたことをやる営業マンとゆくゆくは研修担当や管理職を目指している営業マンを比較してみましょう。
その双方が同じ8時間働いたとしても生産性が変わると思いますし、得られる知識や能力は間違いなく変わります。
これを時給や月給など目先の視点ではなく、人生という大きな枠組みで意識したら相当な差になると思います。
常日頃、今の時間は未来にどう繋がっているのか、関わる人や時間の使い方を考えることで、1年、いや半年で物凄く変わってくると思います。
目標を立て、自分に必要な「成長の材料」を探してみることをオススメします。