INTERVIEW
SHIBUYA KOHEI

澁谷航平

株式会社TSUMUGU 代表取締役 https://tsumugu.one/

略歴

2016年、立命館アジア太平洋大学入学。2018年、オーストラリアメルボルン映像制作(業務委託)兼飲食店経営会社に勤務。2020年、日本にて屋号TSUMUGUで個人事業主として独立。2022年、株式会社TSUMUGUを法人化。

-現在の仕事についた経緯-

私が「なぜ採用・理念浸透の動画に特化しようと思ったのか?」
それは、19歳の時にオーストラリア・メルボルンへ留学に行ったときに出会った師匠の影響です。
「今を101%で生きろ」「損得を考えるな」これらの価値観を仕事を通して何度も叩き込んでいただいたことを覚えています。この価値観を持ったおかげで今独立をし、まだまだ短いですが4年やってこれています。
人は誰に考え方を教えてもらうかで人生が変わると思っています。少しでも多くの方が、自らの成長に繋がる経営者の下で働く機会を手にし「可能性を広げていく」そんな機会を作りたい。
そのためには経営者と社員又は求職者の間で共感を生む必要があります。共感は、経営者が今の価値観や理念に至ったストーリーをカタチにし、感動を生むことで生まれると思っています。
そんな想いを持ち「採用・理念浸透」の動画に特化しようと思いました。

-仕事へのこだわり-

仕事のこだわりは、2点あります。
1つ目は「ストーリーで人の心を鷲掴みする」ことに対してのこだわりです。
2つ目は「情熱」です。こだわりへの徹底した情熱を持つことがどんな苦境も乗り越えることができ、そして「人の心を鷲掴み」するコンテンツを作ることを可能にすると思っています。

では、なぜ「情熱」にこだわるのか。その背景をお話しさせてください。

我々は「想いをカタチに、可能性を広げる」という世界を作っていきいます。その世界を作ると世の中の人たちの人生が豊かになります。
今はSNSが流行り、ショート動画が主流になっています。生き急いでしまったり、数値や他人評価軸で生きてしまったりと生きづらいような世の中になってきているのではないでしょうか。

ここで大切になってくるのが「自らのセンスで選ぶ」ということです。
例えば飲食店ですが、食べログやグーグルレビューで選ぶことも良いと思います。
ただそのレビューだけでお店が良い悪いを決めるというのは他人軸だと思います。
そのオーナーや料理長のかけてきた想いに賛同するからこそ、食を通じた出会いが生まれ、そこに真の価値があると思っています。

そこで「情熱」の話に戻ります。
想いを伝える我々が情熱がなければ、情熱はスマホ越しの皆様に伝わるわけがありません。
何事にも情熱を注ぎ続ける。この熱量が人の想いに熱を注ぎ、想いがカタチになる伝わり方ができると信じています。
このスタイルが常に持ち続けてきた価値観であり、スタイルです。

-若者へのメッセージ-

①まず何よりも大切なことは「今を全力で楽しむ」ことだと思っています。
明日死ぬかもしれません。誰にも明日は約束されていないです。だからこそ、今楽しめば良いと思っています。

こんな話を尊敬している経営者の方からしてもらいました。
「出資を何億も受ける事ってプレッシャーを感じると思うよね。プレッシャーは感じるんだけど、赤ちゃんに1億円って渡せると思う?渡せないよね。ということは、僕は1億円を使える人間だから集まったってことだよね。」

これは、乗り越えられる試練しか来ないという意味です。壁が大きくても、自分が乗り越えられるからこそ、その壁が来ているのです!だから目の前のことに苦しんで考えている自分は最高に「今」を生きているということです!

②素直でいる
素直というのは、何事にも従順に従うことではありません。世の中の原理原則。すなわち周りの人にとって良い行いであること。この良いと思うことに対して、従えることが「素直」だと思います。
わかりやすくいうと、人のお金を盗むやり方を学んで従っても「素直」ではないということです。

③在り方を問い続ける
私の人生理念は「究極のロマンを求め続ける」です。
私の言うロマンとは、先がどうなるかわからないというワクワクに飛び込んでいる瞬間が楽しくてたまらない状態です。限界突破を図ろうとする時はワクワクと不安(ハイ状態)の境目にいますよね。これを求めることがただ好きなのです。

そして、経済面、家族・仲間(社員・取引先)、健康、趣味・教養などと様々な分野が幸福を作ります。
自分がどうしたら幸せだと思うことができるのか?死んだ時にどういう自分で在りたいのか?この在り方に向き合い続けることで真の自分でいれるのかなと思います。
問いを重ねて行動して、また問い続けての繰り返しです。
自分の在り方を問い続けて、求めていくことがこのAI時代で人間らしく幸せに生きていくことなのかなと思っています。