INTERVIEW
SHIBAIE MAYUMI

柴家まゆみ

司法書士・起業コンサルタント https://shibaiemayumi.com/

略歴

中央⼤学法学部卒業。司法書⼠試験トップ合格。歴17年目。250社以上の会社設立をサポート。現在は渋谷にて独立開業し、登記業務だけでなく、起業する方へのブランディングやマーケティングのコンサルティングを行う。書著は『「ふつうサラリーマン」の起業術』(Clover出版社)。TOKYO創業ステーションにてセミナー登壇。

現在の仕事についた経緯

中央⼤学法学部在学中に、「手に職があったほうがいいのでは」と考え、司法書士試験に挑戦することにしました。
毎日10時間、頑張って勉強して合格したものの、司法書士事務所にて毎⽇終電まで働く中、このままの⽣活では倒れる…と感じ、起業を決意。
起業に必要なマーケティング等を⼼理学視点から学び、起業後、数か⽉で⽉商100万円に。
法律業務の傍ら、⾃分と同じように真面目に会社のために働き、残業しても中々給料が上がらないサラリーマンの現状を打破したいという思いから、サラリーマン起業のサポートをしています。

仕事へのこだわり

常にお客様の立場に立ち、分かりやすく丁寧に説明することを心がけてきました。法律用語や、難しい言葉はあまり使わないことにしています。
また、仕事の工程をシンプルにし、いかにスピードを上げられるかを常に考えてきました。
そのため、今も仕事量が増えても困ることはありません。お客様にも、すぐ対応するので喜ばれています。
毎日終電まで働くブラック企業での勤務は大変でしたが、おかげで起業するしかないと思えたので、今となっては良かったのかなと思っています。
私は、起業するにあたり、「自分の好きな人達と仕事をする」というルールを決めました。
そのためにマーケティングやブランディングをきちんと学び、起業準備をし、自分のやりたいことができるようにビジネス設計をしました。そのおかげで、幸せな毎日を過ごせています。
起業サポートについても、お客様の幸せのために、ただ収入が増えるだけではなく、どのようなライフスタイルを実現したいのかという点を大切にしながら、アドバイスさせていただいています。
人生100年時代と言われていますので、働く期間も昔より長くなっています。そのため、いかに自分の好きなことで、楽しく働いていけるかが大切だと思います。
ただ、起業するにも何からはじめたらいいのか分からない、自分に何ができるか分からないという方も多いと思いますので、今回『「ふつうサラリーマン」の起業術』という本を出版させていただきました。
おかげさまでご好評をいただいており、起業を身近に感じられるようになったとのお声を多くいただいています。
起業支援をすることで、楽しく笑顔で働く人を増やし、日本を元気にしていければと思っています。

若者へのメッセージ

SNS等で色々な情報が入ってくる中、人と比べてしまったり、自分の進む道に悩むことも多いと思います。
まずは、自分にフォーカスしてみてください。
本にも書いたのですが、自分が何を好きなのか、自分の特技は何か、今までやってきたことで人に褒められたことはあったかなど、自分のいいところをぜひ分析してみてください。そうすると、自分の進む方向性がわかり、幸せなライフスタイルに繋がる働き方が見つかってくるのではと思います。
今はインターネットの発展により、とても起業しやすくなっています。わからないことや苦手なことは、専門家を頼れば大丈夫です。失敗を恐れて何もしないよりも、小さくはじめて試行錯誤していくことで、成長し、結果として成功につながります。
人生一度きり!小さな起業で楽しく自由に、理想の人生を生きましょう。