INTERVIEW
SATO MARIKA

佐藤茉莉花

株式会社MINUERE 代表取締役 https://minueregolf.com

略歴

1995年に生まれ、高校卒業後はなんとなく水商売を続けていました。アパレル経験は少しバイトで販売員をしていたのみで、就職経験はありません。25歳で結婚し、元夫の出資でココエアリーというブランドを運営させてもらいましたが、離婚と共に物やお金、仕事を全て失ってしまいました。その経験から誰かに頼りきった立場に甘んじていたことを省み、自分で会社を新たに設立し、ゴルフアパレルブランド「minuére(ミヌエール)」を創業しました。

-現在の仕事についた経緯は?-

何となく流行りにのってゴルフを始めようとしたときに、好みのウェアがなかったことがきっかけです。
加えて若年層のゴルフ人口の増加が右肩上がりなことや、一般的なアパレルに対しゴルフアパレルはSNS上でお客様やゴルフインフルエンサーがコミュニティ化しており、拡散しやすいメリットがあると感じました。

-仕事へのこだわりは?-

お客様をはじめ、思いやりのあるお取引先や皆様に助けられてばかりで、私もそうなりたいなと学ばせていただいています。私はまだまだ未熟ですが、自分から飛び込む力や相手の気持ちを汲む力も大事だと思います。
例えば、商品の生産背景探しや百貨店への出店なども、全て飛び込みでアポを取って商談をして、1から自分で見つけています。

-若者へのメッセージをお願いします-

「できない理由を探さない」ことです。
就職経験が全くない私が1人で起業やブランド経営をするにあたって、周りにその道に詳しい人がいたわけでもなく、やりたいことを手探りで自力で調べたり考えたりしながら開拓してきました。
その過程がわくわくして楽しいです。ノウハウがなくても行動力があれば、誰でも簡単にできると証明したいです。
また、「0からでも自力で幸せになれる」ことも伝えたいです。
私は前ブランドをやめたくないがために、結婚生活を取り繕って我慢していました。
結婚生活に限らず、仕事や対人関係などでも、現状に満足していない人に、無理に何かにすがらなくても、全て失っても自分次第で自力で幸せになれると伝えたいです。