INTERVIEW
SARUWATARI RYOJI

猿渡亮二

株式会社サンジュ
桜島塗装
代表取締役 https://www.sakurajima-tosou.com/

略歴

鹿児島県出身。工業高校を卒業後、愛知県内の製造業へ就職するが塗装業へ転職。2007年愛知県豊田市にて「桜島塗装」を創業し、2014年「株式会社サンジュ」を設立。現在は外装リフォームを中心とした経営を行っている。2023年には不動産事業部として新店舗開設。屋号でもある「桜島塗装」は知名度を生かした集客を今後も続けていく予定。外装事業での新店舗出店も計画中。

-事業内容-

一般の住宅、マンション、アパート、ビルなどの塗装リフォーム事業を中心に年間約250棟の工事を施工し、屋根瓦工事や外構工事、さらには公共工事も行っており、外装に特化した工事を強みに事業を行なっております。
昨年には不動産事業部の店舗も立上げ、住宅メンテナンスから不動産の相談まで一生のお付き合いができる事業を目指しています。
その他、定期的に地元の小学校に訪問して講話したり、会社へ招き塗装作業をしてもらう職場体験を行なったりしております。

-現在特に注力していること-

地域の知名度を生かして多く集客し、相談に対してのお客様満足度を上げると共に、一生のお付き合いができる事業モデルを構築することです。
雨漏りなどの相談や小さな工事からでも、ご縁をいただければ関係をスタートさせることができます。住宅の改装や不動産の相談まで、長いお付き合いが出来る事業モデルを構築し、小さな縁をより多くいただけるようにしたいと考えています。
外装事業の販路拡大、店舗展開において重要な営業提案力や知識の向上を目指すとともに、内装リフォーム、不動産の買取再販へも繋げていきたいです。

-経営における成功のヒント-

経営における成功とは何をもって成功かは私には分かりませんし、今現在が成功と言えるかも分かりません。経営の成功は長期で見て分かるものではないでしょうか。短期的な小さな成功は、試験に合格した、契約が取れた、などがあると思いますが、経営の成功とはなんでしょうか?私の考えとしては、経営を引退・リタイアしたときの自分の満足度によるもので、成功したか成功していないかはそこでようやく分かるのではないかと思います。
そのためにも小さな成功を積み重ね続けていくことが最終的な成功へと繋がるのではないかと考えます。そしてその小さな成功を積み重ねるにはチャレンジ・挑戦することが大事だと考えます。
“現状維持は衰退”と私は考えております。新しい事へのチャレンジこそが経営における成功の原点といえるのではないでしょうか。私は現役を引退するまで様々なチャレンジを続けていきたいです。

-今後の目標-

将来的に、愛知県内に外装事業を5店舗出店することを目指しています。また、公共事業へさらに積極的に参加し事業拡大を目指します。
OBのお客様が増え続けることで不動産事業への波及も大きくなることを想定しているため、将来的な事業計画を焦らず進めていきます。最終的な案として、事業継承に困っている建設関連会社に対しM&Aを行いながら事業拡大をしていくことも考えています。ロボティクスソリューション会社と組んで、自動で塗装ができるロボットを作ることが夢です。