INTERVIEW
OYAMA RYOSUKE

大山良介

クロスロード・パートナーズ株式会社 代表取締役 https://www.xroads.jp/

略歴

20年以上にわたる人材ビジネス経験を有し、大手外資系企業におけるグローバルセールス部門責任者、事業開発責任者を歴任。最大手外資系人材紹介会社にて、グローバル人材の紹介に特化した部門の立ち上げと運営を行い、日系企業のグローバル化をサポートするとともに、世界をマーケットに活躍しうる求職者の転職支援に尽力。若手優秀層からシニアマネジメントに至るまで、幅広く企業の中枢で活躍する人材のキャリア支援を行う日系グローバル人材採用のスペシャリスト。ブティック型エージェントのCOOを経て、2021年にクロスロード・パートナーズを設立。

現在の仕事についた経緯

新卒では空港でのインフォメーション業務に就きましたが、2000年に人材ビジネスの世界に飛び込み、それ以来、同じ仕事をしています。
その間、何度か独立を考えたこともありましたが、自信と覚悟の無さから実現することはありませんでした。
独立を決意する転機となったのは、2021年の1月頃です。
ちょうど新型コロナウイルス感染症の流行も2年目に突入して、世の中の働き方が変化し続けるなかで、自身の働き方についても考えるようになりました。自分に合ったペースで仕事をしたい、また自分らしい仕事をしたいという思いから、独立しようという結論に至りました。
また、家族の全面的な協力も大きな後押しとなりました。

仕事へのこだわり

クライアント企業と求職者に対して常に「クオリティーファースト」を心がけてきました。
クライアントも求職者も「人」です。クライアント担当者が転職を検討して求職者になることもありますし、求職者が転職先でクライアント担当になることもあります。
結果として、真摯に対応していれば、その時に結果が出せなかったとしても、将来的にリファラルという形でビジネスに繋がるという好循環を生み出せるものだと思いますし、実際にそのようなご縁のつながりで今の自分があります。
会社にも個人にも大きな転機となるターニングポイントがいくつかあると思います。その際に、寄り添うこと、少し背中を押してあげることで、微力であっても世の中に貢献したいという思いは常に持ち続けています。

若者へのメッセージ

若いというだけで、それは大きなアドバンテージだと思います。たとえうまくいかなくても、何度でもやり直しが利きますから。
人生の目標や夢が明確に描けている方は、それほど多くないと思います。むしろ、それが普通のことのように思います。ぼんやりとでも「あんな風になりたい」と思うことがあるなら、それに向かって少しずつでも歩みを進めてみてください。
何年後かに振り返ってみた時に、案外自分の理想に近づけていたりするものです。過去の自分では想像もできなかった新たな可能性も見出せると思います。