INTERVIEW
OTSUKA HIROYASU

大塚博康

アルティマイノベーション株式会社 代表取締役 https://altima-i.co.jp

略歴

1981年に日産自動車株式会社へ入社。欧州部と産業機械事業部海外販売部で、それぞれ自動車と産業機械車両(フォークリフト)の輸出営業、マーケティング、新規市場開拓に従事。財務部で資本市場調達(社債発行、証券化業務)、英国および米国の子会社にVP Treasurerとして駐在。2001年にヤフー株式会社へ入社。管理部長、事業戦略統括本部企画部長、IDC本部長を歴任。2012年、株式会社カービュー取締役CFO。2015年、シーバイエス株式会社執行役員CFO。2016年、APRESIA Systems株式会社取締役CFO。2020年、ゼタルマ株式会社を創業。2022年にアルティマイノベーション株式会社を設立、共同創業者。学歴は早稲田大学第一文学部を卒業、Harvard University Graduate School of Business Administration卒業、MBA、一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士後期課程を満期退学。

-現在の仕事についた経緯-

世の中をよりよい社会に変えることに貢献する事業の創造が楽しく、やりがいがあると納得しているため、それを実践するべく仲間と一緒に起業しました。

-仕事へのこだわり-

最終成果物は、誰が、何を期待しているのかを理解したうえで、迅速に完了させます。やるべきことをちゃんとやり切ります。自分の立場が雇われサラリーマンだろうが、経営者だろうが、仕事を誰のために完遂するのかを常に頭において、必ず成果を出します。

-若者へのメッセージ-

年齢を重ねるにしたがって、自分の興味、好き嫌い、楽しいと感じること、やりたいことが変わってくるでしょうが、それが当たり前です。
その時々で自分が目標とするゴールを定めて、それを達成するためにバックキャスティングして、何をいつまでにどのようにやるべきかを洗い出して、すぐに行動するとよいです。それが予定通りにいっているか、はずれているかの検証と振り返りが大事です。
軌道修正の理由や、できなかった理由を反省してそれでもやり続けるのか、新しい方法にマイナーチェンジするか、まったく変えるか、その都度最適と思う取り組みをして結果を出すことです。逃げずに、中途半端に(反省をろくにしないで)投げ出さず、きっちり始末をつけることの蓄積が肥やしになるでしょう。
それと日本を飛び出して、外国を旅行する、外国で生活する・仕事するなど、広く世界を知る行動をするべきですね。まったく違った環境の中で、いろいろな人がユニークな行動や発想をしていることを体験することが、新たな気づきとやる気を起こすでしょう。