INTERVIEW
OSHIMA HIROYUKI

大嶋宏行

株式会社Leaneve 代表取締役 https://leaneve.co/

現在の仕事についた経緯

新卒ではSEとして就職しました。サラリーマン時代にシェアハウス投資の営業を受け、実際に契約しようとしたところ、相談した知人の経営者・投資家全員から「やめておけ」と止められたのが不動産業界に転職したきっかけです。
その後、不動産仲介の仕事をしていたのですが、多くのキャッシュが回らない不動産投資家から相談を受けました。要は投資に失敗した投資家の方です。
私はその時は解決方法を提案できませんでした。Airbnbの存在を知った時に、運用を変えることでキャッシュフローを変えられると気づきました。
どのような運営を行えば、どのようなキャッシュフローになるのか。これを突き詰めて不動産投資家を救いたいと考えたのが現在の仕事に就いた経緯です。

仕事へのこだわり

常に気を付けているのは自分をアップデートすることです。
よく現状維持は後退だと話す人がいますが、人も技術も社会も目まぐるしく変わる世界では当然のことです。
そのため、常にできないことや未経験のことをやるようにしています。自身が行った成功や失敗の経験は自分だけが持つ財産です。これを数多くやることがわかりやすい他との差別化になります。
また、経験を積めば良いというわけではなく、自分で考え自分で行動することが重要です。他の人の指示で、やらされたという感覚でこなしても身になりません。指示されたことでも「何故これをやるんだろう」「よりよい方法はないか」など常に自分が主体となって考え、行動するようにしています。

若者へのメッセージ

今が満たされている人も満足していない人もいるかもしれません。ただ、その時間はずっと続くわけではありません。成長する部分もあれば、老いていく部分もあります。同じ経験をしても20歳と30歳では感じるものや得るものが変わります。今、この瞬間でしか得られないものがあり、今得られているものも、いつまでも得られるとは限らないということです。
そう考えると中途半端に今を過ごすのはもったいない。全力で取り組んで、初めてわかることや得られるものがあります。全力で取り組めないことに時間を割くのは無駄です。楽しいからやる、得られるものがあるからやる、動機はなんでも良いので全力でやるのが当たり前の習慣はつけておくのがお勧めです。
あなたの時間はとても貴重で価値があるものなので、真剣になれないような物事に、無駄な時間を費やさないでもらいたいなと思います。