INTERVIEW
OKOSHI HARUKI

大越春輝

株式会社LIFE Entertainment 代表取締役/BUZZFES代表 http://lifeentertainment.tokyo/

略歴

東海大学附属高輪台高校入学。硬式野球部に所属し、東京都大会準優勝。関東大会出場を果たす。卒業後は東海大学政治経済学部経営学科に入学し、教員を目指すも、野球によって培われた負けず嫌いさと上昇思考を仕事に向けたくなり一般企業でのキャリアアップを志す。新卒で創業5ヶ月のスタートアップに入社。1年目で社内営業MVPを取得し、2年目には大学生の就活の在り方を変えたいと就活塾、実践型インターンコミュニティを続けて立ち上げた。2017年から2021年までの5年間で約60,000人の学生を独自のノウハウで集め、就活支援、キャリア支援を行う。また集まった学生達と起業家コミュニティも設立し、2019年から2021年までで20業態、約30社の法人を立ち上げる。2021年10月に独立し、LIFE Entertainmentを設立。現在はキャリア支援とインフルエンサー事務所を主な事業とし、日本全国をフィールドにするため活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

『目の前のことを全力で一所懸命に取り組んでいたら今の自分になっていました』

元々自分はやりたいことがあった訳でもありません。夢も特にありませんでした。
就活では自己分析も業界研究もまともにやらず、良さげな会社は全てエントリーして説明会に行きましたが、見事に書類すら通過しませんでした。

「自分は社会に必要とされてないのかも?」
そんな時、説明会で社長が一際キラキラと全力で仕事に向き合っている会社に出会いました。
僕もこうなりたい。自分の仕事に、生き方に誇りを持ちたい。自信を持てるようになりたい。

そこからは、『何をやるかではなく誰と全力でやるか。人が全ての財産である。』と感じ、全く視野になかった人材業界を志しました。
そこから今の自分へと繋がります。

-仕事へのこだわり-

新卒で入ってから(学生時代から)の僕の行動指針・こだわりは、『同世代に出来ないことをやる。成長する為に同期で1番仕事をする。』でした。これだけを心がけてきました。

『質より量、質よりスピード』
学生、若手社会人のうちはこれだけ考えていれば大丈夫です。
僕自身もこの考えが功を奏しました。
気付いたら周りの中で一番仕事を任され、気付いたら周りの中で一番の結果になりました。

正直、細かいことは覚えていないです。
ただ振り返ってみたら、積み重ねた結果と経験値は沢山あります。
それは全て日々量とスピードだけを意識して生きてきたからです。

まず目の前の山。そして谷があってまた次の山。
コツコツと継続してやり続ければ出来ることが増え、人脈が変わり、その結果見える世界が変わります。

そうして現在の僕の行動指針は『映画の主人公の様な人生を送りたい』に変わりました。
この考えになったのは最近です。

目の前の事だけ考えて一生懸命に走ってきた結果、後ろを振り返ると小さな事から大きな事まで沢山の失敗と、それ以上に沢山の成功という結果があります。

自分の人生の中で失敗を谷、成功を山と表現すると、谷があって山があっても振り返れば全てたった1つの物語です。
物語であるならば谷と山がない物語なんて魅力がないでしょう。

人生とは自己表現の物語であり、人生の大半は仕事によって形成されます。
よって、仕事が人生の自己表現といえます。

仕事を通して自己表現をし、『映画の主人公の様な人生を送りたい』
これからも山も谷も全て1つの物語として誰かの心に残る自分、会社を追求していきます。

-若者へのメッセージ-

元々自分は学生時代にやりたいことがあった訳でも、何かこれといった準備や対策をしていた訳でもありません。
野球しかしてこず、将来何とかなると本気で信じていました。就活のこともまともに考えず、“話せば分かる。分かってくれる。自分は本気を出せばいけるはず。”そう信じていました。

学生生活で単位を取るために授業を受けて、バイトに間に合わせるために帰り道は急いで電車に乗って、つまらないバイトでただただ時間が過ぎて、家に帰って携帯と共にベットで朝方まで過ごし、翌日は眠い目を擦りながら学校に行く。
そんな生活を毎日過ごしていました。

そうしたら100社エントリーして、90社は書類が通過しませんでした。
「話せば分かる。俺は負けない。」そう思って作ったコピペのエントリーシートと適当な自己PRは、モノの見事に話しをさせてももらえませんでした。

後悔してももうやれることはない。
そんな中、僕の性格や人間性を信じてくれて、可能性を信じてくれた会社が数社ありました。

『人が選ばない道を進むから何者かになれる』
そう決めて6年間一生懸命に働きました。

その結果、今があります。
たまたま僕はイベントで救われただけですが、“何かを全力で頑張り切る。”
是非あなたも目の前の事を一生懸命に頑張ってみてください。

どうしても分からなければ是非相談しに来てください。6年前にタイムスリップした気持ちで迎えにいきます。