INTERVIEW
OKADA SOTA

岡田颯太

株式会社S.Line 代表取締役 https://s--line.co.jp/

略歴

群馬大学教育学部数学専攻卒業。新卒で群馬の自動車部品営業の会社に入社。新卒2ヶ月で会社を辞めてフリーランスに。2023年3月に株式会社S.Line設立。現在は、Instagramを中心としたSNSマーケティングやコンサルティングを行いながら活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

教員は社会を知らないという現実に直面してから、教員の道を辞めました。
そもそも副業という言葉を聞く機会すらなかったのですが、自分から行動して何かを始めなければいけないと感じて、ブログでの記事執筆を開始。ブログのPV数増加や収益の拡大を狙ってインスタグラム運用を始めました。
そして、もともと教育学部出身であり教えることが得意でもあったので、自分の経験や伸ばした実績をもとにしてコンサルティングを開始しました。

-仕事へのこだわり-

僕自身が仕事をしていく上でこだわっていることは、「再現性」を確実に担保するということです。現代のSNSコンサルティングの世界では、伸ばした経験だけですぐにコンサルティングを行ったり、そもそも詐欺のような高単価でお金だけ取ってサポート体制が充実していないコンサルティングを行ったりするケースが非常に多くなっています。
だからこそ僕は、そもそも教育を専門に教わってきた経験、SNSで実際に成果を出してきた経験をもとに伝えて、本当に正しい価値提供をしていくことを大事にしています。
自分に対してお金を払ってくださったクライアントの方々に対しては、「絶対に成果を出していただきたい」と思い、本気で1人1人と深く向き合うことを意識しています。
学校の先生として深く関わりながら対話形式で子供達のスキルを伸ばしていくのと、SNS運用において個別具体化された内容を伝えていくことは同様だと考えています。これからもSNSは確実に需要が高まっていくものだと考えているので、学ぶことが当たり前だと思われるような教育事業を作っていきたいと思っています。
多くの人は、ピアノや水泳などはスクールに通って学び、勉強するなら塾に通うことは当たり前だと思っています。しかし、SNSはなぜかYouTubeや独学でうまくいくと思っていて、コンサルティングやスクールで学ぼうと考える人はほとんどいません。これからは、SNSを正しく学ぶことが当たり前となるよう、仕事に対して誠実に向き合っていきたいと思っています。

-若者へのメッセージ-

僕自身、ある程度年齢が若い状態で、今のような活動をさせていただいています。そんな僕が別の行動ができたのは「人と違うことに挑戦していこう」と思えたからです。
僕よりも若い世代に伝えたいことは「サイレントマジョリティになるな」ということです。僕は欅坂46の楽曲を聴いた時に衝撃を受けました。「声を上げないものたちは賛成している」という歌詞がありますが、ほとんどの若者がこれに当てはまっています。もちろん、世の中の“正しい道”に進んでいくことが、しあわせへの道の1つであることは間違いないですし、右にならえが悪いことだとも思っていません。しかし、自分の中で違和感を感じたり、別のことをしたいと思っていたりするのに、周りに流されるという選択肢はなくしてほしいと僕は思っています。
人と違うことをリスクとして取るからこそ、リターンとして返ってくるものも多いのです。ぜひ、自分が本当に叶えたい目標に向かって、自分のできる道を進んでほしいと思います。