INTERVIEW
OIKUBO AYUMI

老久保あゆみ

NONBAL株式会社 代表取締役 https://suai.tokyo/

略歴

明治大学理工学部応用化学科卒。新卒でパッケージ会社に営業職として入社。その後、自分の得意と好きを仕事にすることを決意し、25歳でパーソナルトレーナーに転身。29歳で起業し、現在は都内で女性専用のパーソナルトレーニングスタジオと、マシンピラティススタジオを3店舗経営中。

-仕事へのこだわり-

新人時代から、一見自分にとって意味のないように感じる仕事でも、必ず『意味』があると思って、仕事に取り組んできました。今は何の意味かはわからなくても、いつか必ずどこかでこの経験値が活かされることがあると思って、目の前の仕事に一所懸命取り組むようにしていました。
また、当時ご縁で出会った経営者の先輩に、「仕事において、何の意図があるかを常に考えて取り組むことが大切」と教えていただき、依頼された仕事にしても自分で決めてやる仕事にしても『意図』を明確にして、進めるようにしています。そう考えることで、自分のありたい未来に、どう繋がっているかを理解しながら、俯瞰して目の前の仕事に取り組むことができるようになりました。
この『意味』と『意図』を仕事においては、非常に大切にしています。

あとは、『適材適所』を考えて、自分の『適材』を『適所』に置けるようにしています。苦手な分野は極力自分で抱えないようにして、その分野が『適所』のスタッフに仕事を渡すようにしています。自分の当たり前が他人の当たり前では決してないので、自分にとって辛い仕事であっても、他の人からしたら、やりがいのある仕事である可能性を考えて、滞りが起きづらい人と仕事の配置を心がけています。

-若者へのメッセージ-

自分に自信がない。実力がついてから。他の人に比べて、自分の能力が劣っているから無理だ。と、本当はやりたいことがあっても、ついつい自分を信じてあげられずチャレンジすることを諦める瞬間があるかもしれません。
だけど、みんなはじめは根拠のある自信なんて大して無いです。自信がなくとも、まずは行動を起こしてみてください。そうすると、必死にもがいて何とか結果を出すようにさらに行動を起こします。気づくと、自分がこうありたい!と思っていた未来に、一歩進んでいるはずです。

何か大志があるなら、一度きりの人生、自分の思うままに行動に移してみてください。行動なくして、自分の得たい未来には近づきません。逆を言えば、行動が全てです。案外、飛び込んでしまえば、飛び込む前の不安なんて何だったんだろう?と思うはずです。現状から変化を起こすのはとっても怖いかとは思いますが、自分を信じて行動を起こし続けて、未来を自分で選択して手に入れてください。