INTERVIEW
OHNO MASAHIRO

大野雅宏

株式会社アレックスソリューションズ 代表取締役 https://www.alexsol.co.jp/

略歴

大東文化大学国際関係学部西アジアコース卒業。大学在学中、エジプト・アレクサンドリアへ語学留学。帰国後、学習塾講師、SI会社を経て、2007年に株式会社アレックスソリューションズを設立。

現在の仕事についた経緯

留学から帰国後、アラビア語を使った仕事に就けず、友人に誘われIT業界に入りました。海外留学の経験と、IT業界の知識を使い、2007年に「留学などの海外経験者にITスキルを教え、英語とITを使って仕事をしてもらうことで、自身の海外経験を仕事に活かしてもらう」というコンセプトのもと、株式会社アレックスソリューションズを設立。現在17期目を迎えています。
社員200名のうち、90%が留学などの海外経験がある日本人、10%が留学で日本に来た外国人の「留学生を活かす」会社です。

仕事へのこだわり

当社は「留学生を活かす」会社です。なるべく多くの留学経験者を社会で活躍させることが当社の使命だと思っています。そのため事業は常に「それは留学生を活かすことにつながるのか」を念頭において進めています。
また当社では、私も学生時代にやっていた、「バックパッカー」のような考え方を大切にしています。バックパッカーとは、バックパックを背負って長期間個人で旅をする人のことです。
彼ら彼女らは旅する中で、いろんな価値観に遭遇する経験、失敗を恐れないチャレンジ精神、旅程を逆算して考える思考力、臨機応変な対応力や柔軟性、思い通りにいかなくてもそれを許容できる寛容さなどを身につけています。当社ではこれを「バックパッカー精神」と呼んでいます。
これらの力がそのまま仕事で活きる。このマインドを持っていれば、たいていの仕事はうまくいく、と考えています。仕事をする上で、常に「バックパッカー精神」を意識して仕事をしています。

若者へのメッセージ

旅に出ましょう。もちろん海外でもいいし、隣町への散歩でもいいです。自分の知っている世界から一歩踏み出す行動をしてみましょう。それこそが「旅」だと思っています。
当社には「旅をすることがスキルアップにつながる」と考える文化があって、それを体現する仕組みとして、1ヶ月の特別有休をとって海外に旅に行く「フリーバカンス制度」や、週末と有給休暇を加えて弾丸で旅に出ることを推奨する「弾丸バックパッカー助成金」という福利厚生制度があります。
自分を成長させる手段として、「ときどき旅に出ること」を組み込んでみてはいかがでしょうか。