INTERVIEW
OHARA KEIKO

大原恵子

yumeヘッドセラピスト協会 代表 https://headspa-yume.com/

略歴

中学校を卒業後、某美容室に勤務。トップスタイリストまで登り詰め14年目で自宅美容室サロンを開業、現在はドライヘッドスパサロン、yumeヘッドセラピスト協会スクールの運営や、ヘッドスパ講師を行っている。

-現在の仕事についた経緯-

中学校を卒業後、何の取り柄もない資格もない若者が某美容室のオーナーさんの所に面接に行った事が美容師の始まりでした。美容師になりたい!と思ったのは特に夢でもなく、何かに吸い込まれるような形で美容業界に足を踏み入れました。
思い立ったら即、行動はこの頃からあったんだなぁと、今振り返って思います。
まさか、一生の仕事になるとは思ってもみなかったのですが、美容師は繊細な仕事の上、技術、知識、接客、デザインを作り出すという職人技にどんどんハマっていきました。学びにお金を使い、時間を使い、先輩方からのフォローを頂き、パフォーマンス、美容師としての人間性を培っていきました!

-仕事へのこだわり-

見習い時代は、毎日毎日、遅い時間までレッスンし、休みの日は講習に行く日々でした。
お客様に喜んでもらいたい、名前を覚えてもらいたい、技術を覚えてもらいたい。
その為には1番気持ちいいシャンプーをしよう、マッサージをしようと思い、常にその事だけ思って日々、丸い頭をどう捉えたら人間の体感的には気持ちいいのか、どんな頭の触り方をすれば不快じゃないかを常に探究してきました。
その時から酷い手荒れにも悩んでいました。手荒れで辞めていく同僚や仲間もいましたが、「辞めたら意味がなくなる、また一からだぞ。」と自分に言い聞かせて、悩みながらもお客様の前では笑顔、お客様の為の施術を心がけていました。
勤めていたサロンのオーナーには本当にお世話になりました。
薬剤や毛髪化学、接客において、今私にある知識は原点・スタートが良かったからだと思っています。
パーマ、カラー、カット、着付け、メイク全て学んできました。その中でも美容師、美容室の評価はシャンプーにあります。お客様を感動させる為には、未来が元気になる為にはヘッドスパマッサージが必要だと私は思っています。

-若者へのメッセージ-

美容師、それは目の前のお客様と向き合い、今を楽しんで頂き、美容だけではなく、お客様の未来の健康をサポートする職人だと思っております。
美容師になったら!とイメージする皆さんの夢はたくさんあると思います。
ですが、美容室に就職したら見習い期間中が必ずあります。
遅くまで練習し、休みも講習に行き、楽しいこと辛いこともいっぱいあると思います。
この時間がこれからの人生において必要であり、自分を助けてくれる財産になります。だから頑張って下さい。

そして、人を好きになり相手の幸せを願ってください。それは、目の前のお客様のためになります。
技術は練習すれば成長します。その技術を相手の未来を願ってするようになれば感動に変わります!

まず見習い期間はシャンプーとヘッドスパマッサージの練習からです。
頭を触ることを楽しみながらやって下さい。幸せになるお客様がもっともっと増えていきます!

美容師は素晴らしい仕事です。
ヘッドセラピストは素晴らしい仕事です。