INTERVIEW
OGINO TOMOKI

荻野智希

株式会社スペリアル 代表取締役 https://spereal.com/

略歴

1987年生まれ、京都出身。高専卒業後、大手メーカーへ入社、その傍らアーティストとして活動し3年後フリーランスとして独立の傍ら海外留学する。海外での暮らしから不動産企画に興味を持ち、不動産ベンチャーを数社経験し創業。宅地建物取引士を取得。空き家の再生に取り組みながら、活用する場所で入居者や地域の表現者・挑戦者を応援するための活動や、地域を面白くするために場づくりに取り組む。

-現在の仕事についた経緯-

海外暮らしの際に経験したゲストハウス、シェアハウス暮らしから日本でもコミュニティや場づくりをしたいと思ったことがきっかけです。
そこから不動産の企画やリノベーションに興味を持ち、不動産ベンチャーを数社経験しました。その際に空き家問題を目の当たりにし、使われなくなった不動産をオフラインの場づくりに活用したい想いから創業しました。
創業にあたり、空き家再生から場づくりをやりたい、という自分の想いに共感してくれて一緒にいてくれた仲間がいたことが大きいです。

-仕事へのこだわり-

なによりまずは主体的に働くことです。
やらされてやる仕事や受け身だと私の場合は長続きしません。自分ゴト化できるかどうかが仕事に取り組むスタートラインかもしれません。

次に創造的であることや自分の興味の幅を広げることを大切にしています。
仕事以外でもいろんな事に疑問を持ったり、逆に仕事中でも遊んでいるか仕事しているか分からないぐらいで楽しむような意識をしています。

また、考えすぎて手が動かないことがないように、行動することも大切にしています。
完璧を目指さないこと、自分でボールを持ちすぎないこと、任されたらすぐやる、できないことは断る等も意識しています。

あとは、いろんな考えがある中で多様性を尊重し、相手の視点に立つことや関わる人を大切にし、いろんな方を応援することも意識しています。

-若者へのメッセージ-

自分と向き合い、自分が正直にやりたいことをとにかくやってみることだと思います。
私の場合は、向いていないとかどうせ難しいと周りで反対する人がいても、その意見に流されず自分がどうしたいかに向き合って行動してきました。
その結果失敗もたくさんしてきましたが、それもしっかり自分の糧となっています。

また、自分のやりたいことを恥ずかしいと思わずにどんどん発信していくことも大切だと思います。
反対する人がいる一方で応援してくれる人、賛同してくれる人が一人でも増えると心の支えや自信にもつながります。
失敗を恐れず、ぜひいろんなことに挑戦してみてください。