INTERVIEW
NOMURA HIROKO

野邑浩子

合同会社mothers.village 代表理事 https://hiroko-nomura.com/

略歴

1983年 京都府生まれ。茶道・華道の師範である母の元、厳格な家庭で育つ。2012年 フォトウェディング前日に婚約者が病死、失意の中、仕事に没頭。二度目の結婚は、わずか3カ月でスピード離婚。0歳の乳飲み子を抱えながらパートフルタイム勤務。「子宮頸がん」「線維筋痛症」などを乗り越え、2017年独立。2021年 障害者施設「たんぽぽの丘」事業承継し理事長となる。2023年 起業支援・コーチング「合同会社mothers.village」を設立。グループ年商は1億円。夢は、「誰もが自由で自立した」社会の実現。 講演会、コンサル、インクルーシブ教育指導など、幅広く活躍している。

-現在の仕事についた経緯-

自身の経験を基に、「若手起業家」を育てるための「コーチング・コンサル」事業を始めました。
障害者と、健常者が、枠にとらわれない共生社会で自己実現するための「インクルーシブ教育」事業、そして障害者アートと民間企業を繋げる「地ビールプロジェクト」事業など全て、センスと直感で選択して行った結果、つながることが出来、事業として成り立っています。

-仕事へのこだわり-

若手の頃は、失敗してはいけないと色々なことに目を配り、人一倍動き、体調を崩すことも。それが、出産や家庭を持つことで、「自分の身体」を一番に考えるようになり、自分が動くのではなく、チームで動くという働き方へ変わってきました。
今は、センスと直感を大切にしており、「嫌だなぁ」と思うことは、チームで相談し、どうするのが一番良いかを全体で考えています。
スピーディーではないかもしれませんが、確実に安心して動くことが出来るので、安定した収益を出すことが出来ています。

-若者へのメッセージ-

自分が何をしたいかではなく、「何がしたくないか」を明確にしたほうが、「好きな事」が見えてきます。
嫌な事を排除した結果、残るのは好きなものだけ。好きなものだけで生きていると、自然と良い方向に流れていく。人生は、最悪な出来事に見舞われることもありますが、メンタルが落ちてもすぐに、回復する力を持っていると、どんな出来事も乗り越えることが出来ます。
「したくないことをしない」「断っても大丈夫」という思考を、己の軸に持つようにしてください!!