INTERVIEW
NOJIRI TAKESHI

野尻猛

株式会社CRMマーケティング 代表取締役社長 https://crmm.jp/

略歴

ドラッグストアの経営企画の責任者、飲食FC本部の経営戦略室の責任者を経て、2005年クラブネッツ入社。NBや大手企業の新規顧客創出専門のメディア事業本部を設立。多くのマーケティング戦略やCRM施策と関わる中で、LINE事業の営業戦略・有効活用事例作りにも多数関わる。加盟企業や代理店に向けて、どう売るかどう使いこなすかの勉強会も多数実施。東日本ソリューション事業本部の上席執行役員として従事する中、2020年10月LINE株式会社より、LINEビジネスのトップの称号である「LINE Frontliner」に任命され独立準備。2021年4月、LINE公式アカウントの有効活用コンサルティングとInstagramからの売り上げアップ運用に特化した「株式会社CRMマーケティング」を立ち上げ、各企業・各店舗のSNSを使ったビジネスの立ち上げ、推進サポートを強化中。

現在の仕事についた経緯

まだほとんどの店舗や企業が自力でSNS運用をやっている時代に、色々な企業のコンサルをやりながら、SNSをうまく使いこなせる店舗や企業が少ないことに気づきました。私が持っているInstagramからの売上アップの動線作りとその仕組み作り、LINE公式アカウントの運用サポートでの実績や横展開できるパターンの多さを、なんとか苦しんでいる店舗や企業で活かしたいと思っていました。
そんな中、LINE株式会社さんから「LINE Frontliner」というLINEビジネスをうまく使って、売上アップや利益アップをするトップの称号をいただき、一気に相談案件が増え、独立起業を決意しました。

仕事へのこだわり

わからない状態で放置するのは嫌な性格だったため、なんでも調べる、調べ尽くす。という探究心は元々あり、その中で「これは無駄だな。」と思う点もしっかりと先方にぶつけていました。
わからないことを放置しない。質問や改善提案を諦めない。という点以外は普通のサラリーマンだったと思います。
自分の弱点はしっかりと把握しているので、その対策もやっています。例えば、“記憶力が悪い”ということであれば、記憶力を上げるよりも、記憶力が悪くてもなんとか出来るようにすれば良いだけです。メモを取る、音声メモを活用する等、メモを素早く取り素早く活かすことを徹底しています。
弱点を直すよりも、ストロングポイントを伸ばした方が、ビジネスでは上手くいくので、最低限の弱点克服以外は全て長所を伸ばして克服してきました。その点は、今の仕事のスタイルに活かされていると思います。
また、この業界にいると最新型や最新機能という言葉、新業態や新店舗という言葉にものすごく飛びつきます。他人よりも行動力はずば抜けていると思います。
そして、コンサルティングでは、相手・クライアントさんとたくさん話します。無駄話も含めて、話の裏側を探る能力は長けていると思います。

若者へのメッセージ

弱点克服は、最低限で良いと思います。そんなことよりも自分にしかないストロングポイントをものすごく伸ばしてください。たくさんの若者が私の元に来ますが、自分のストロングポイントに気づいていない方が多いです。一刻も早く自分の本当の長所、ストロングポイントを見出し、徹底的に伸ばしましょう。
コロナ明けで日本全体の動きが鈍っているので、今がチャンスとばかりに若いならではの行動力に磨きをかけて、人よりも行動に移すスピードや行動量をアップさせましょう。
期待していますし、何か相談があればいつでも私に相談しに来てください。