明治大学商学部卒業後、株式会社NTTデータに入社。中央省庁の基幹システム開発やAWS・Microsoft Azureなどのクラウド開発を多数経験した後、プロジェクトマネージャーとして数十名のプロジェクト運営を実施。2018年よりITコンサルタントとして、ITツールの選定から導入・社員教育を通じ数多くの企業のDXを実現。コンサルティング企業と協業した際に「提案はするが実現はお客様任せ」の企業があることを実感。お客様は実現方法がわからずDXが失敗するケースを多数見てきたため、『お客様と一蓮托生で成長をフルサポートできるコンサルティングを提供したい』と強く想い、2023年に株式会社ひなたコンサルティングを設立。
略歴
【現在の仕事についた経緯】
NTTデータにてプロジェクトマネージャーを担務していた際、百億円規模の大規模システム開発に携われることに強い使命感とやりがいを感じていました。一方で、大規模であるがゆえに目の前のお客様に貢献できている感覚を持ちづらい状況でした。
学生時代に個別指導塾の講師をやっていた経験からも「目の前のお客様に貢献」することが自身にとって最重要な価値観であることを再認識し、中小企業経営者の事業パートナーとなるべく、ITコンサルタントになりました。
「目の前のお客様に貢献」するためには、一般的なコンサルティングでは不十分で、経営者と一蓮托生で伴走型で導いていくコンサルティングが必要と考え、ITコンサルティング会社を設立しました。
現在は、多数の中小企業様のご支援ができており、お客様からも事業パートナーとして信頼いただき貢献できていることに喜びを感じています。
【仕事へのこだわり】
仕事のこだわりは3つあります。
①経営者の良き相談相手であること
②20%の時間で80%の成果を出すこと
③お客様と一緒に楽しむこと
①経営者の良き相談相手であること
孤独を抱える経営者は意外と多いです。人的リソースや予算など限られた自社資源を最善に活用することが経営者には求められますが、それを相談できるパートナーが社内に少ないことがあります。
だからこそ、私は経営者の事業パートナーとして良き相談相手であることを常に心がけています。ITは経営に欠かせないからこそ、持てる全てを使って企業課題を解決することに全力を注ぎます。「根本さんに相談したら何とかしてくれる」と思われる存在になれることを目指しています。
②20%の時間で80%の成果を出すこと
変化の激しい現代では、多くの時間をかけてベストの成果を出すことよりも短時間でベターの成果を出すことが重要だと考えています。そのため、20%の時間で80%の成果を出すことを常に実践しており、同業他社やIT技術の進歩に遅れないようお客様の成長を支えるスピードを重視しています。
③お客様と一緒に楽しむこと
ITとは「パソコンやスマホを使って生活や仕事を楽にすること」と私は捉えています。そのため、ITを使うことは本来楽しいことであるべきです。ITを使って自動化することで残業が減って従業員満足度が上がる、人的ミスがなくなることで仕事の速さと精度が上がる、などITは「楽」であり「楽しい」です。
お客様と一緒に現場を見て、お客様と同じ会議室でディスカッションして、一緒にやる楽しさを感じながら進めることこそが確かな成果に繋がります。
【若者へのメッセージ】
やりたいことが見つかっていない若い方は多いと思います。私も、学生時代にやりたいことが明確に定まっていないまま会社に入社しました。しかし、仕事で様々な経験をして自分の引き出しが増えていくことで少しずつやりたいことが明確になりました。現在は自分の会社を持ち、やりたいことをやりたい人とやりたい場所と時間にできています。
そんな経験からお伝えしたいメッセージは2つあります。
①やる前から不平不満を言わない
②嫌なことは無理して続けない
①やる前から不平不満を言わない
若手の仕事には目的やゴールがわからないことがあります。しかし、やる前から不平不満を言うのではなく、とりあえずやってみてください。様々な仕事を経験して引き出しが増えたからこそ「あの頃の仕事があったから、今の仕事で成果を出せる」と思えるようになります。まずはなんでもやってみて経験にしてください。
②嫌なことは無理して続けない
一方で、嫌なことを無理して続ける必要はありません。仕事の選択肢は無限にあります。嫌なことを何十年も続けることは、時間だけでなく心の無駄遣いです。仕事を変えることは逃げることではなく挑戦することです。みなさんも挑戦することを忘れないでください。