INTERVIEW
NAOI KANA

直井佳奈

Canaryann Lab.合同会社 代表社員 https://www.canaryannlab.com/

略歴

独立行政法人国立宇部工業高等専門学校経営情報学科卒業。新卒でベンチャーのエンジニア派遣企業に入社し、入社後新人研修を終えずに最速で派遣が決まるも、エンジニアとしてではなく、経営コンサルタントとしてキャリアをスタートする。3年後、ベンチャー事業会社へ移籍し、経営から現場までの経験を経て、海外に語学留学。そこで、今までの固定概念や先入観が一気に壊れ、新たに会社を立ち上げ、ダブルワークを開始。新規事業の立ち上げや運用、管理部門の制度設計導入などを経て、完全に独立。現在は、計画だけでなく、運用や実施まで含めた並走型の経営コンサルタントとして、事業計画策定支援、制度設計と運用モニタリング、データサイエンス支援など、企業のあらゆるお困りごとを支援しつつ、新規事業の立ち上げからスケールまでの0→1事業を進めている。

-現在の仕事についた経緯-

学生時代から起業には興味があり、新卒で入社した会社は、起業塾という社内育成制度があることが理由で決めました。
その後30歳目前に、オーストラリアにワーキングホリデーで語学留学し、帰国後に復職した際に経営企画部門の立ち上げや取締役という経営に携わる仕事を通じて、これまでになかった組織を動かすことを学びました。
そして留学経験で感じた外国人労働者が日本で限りなくブラックに近いグレーで働いている姿を見て、国籍に関わらず努力や実績に応じて評価される仕組みを作りたいと思い、質の高い英会話スクールを立ち上げ、起業を決意。
現在では、訪日外国人と日本が限られた時間で深くつながる仕組みや観光事業とその課題を解決するための取り組みにチャレンジしています。

-仕事へのこだわり-

何かを始める時、誰が幸せになるのかを意識しています。
ただ、何か新しいことを始める時は多数決やマーケティングからはなかなか生まれないと思っています。でも、強い志や夢があって、それがきれいごとでも、理想論でも情熱を注いで突き詰めたら、それはどんなことでもマーケティングの力で世界に広がる可能性があるのではないかと思っています。

コンサルティングは高度なスキルや知識などで問題を解決する手段を提案する仕事ですが、コンサルタントは自分の夢を叶えてはくれません。
それを実行するのは自分であり、あなた自身である。という主体性をもち、ただそのやり方や解釈が自己満足にならないように、とった行動や考えに対しては、あれは正しかったんだろうかと自分を疑い、現場や他の人の声をよく聞き、もう一回見直す。そして、最後は覚悟を決めたら、あまり迷わずやり切る!というスタイルですね。

特に会社の代表になってからは自分がやりたいことに周りの人が手伝ってくれているという感覚なので、本当に周りに感謝しかなくて、怒るとか叱るとかは本当に皆無です。昔、私は怒れない人だ、と言われたことがありますが、ほとんどの場合はその必要がないと思ってます。ただ、それで問題が解決したり、ゴールに近づいたりするなら、そうすべきなのかなと思います。
ただプライベートで、人に迷惑を掛けたり、ルールを守れない人にはいつも内心で怒ってしまいます。笑

-若者へのメッセージ-

若いからとか年配だからとか社会に出るとあまり関係無いと思います。気は遣いますけれど。

社会人を分類するなら、結構シンプルに、やるのかやらないのかみたいなことだと思うので、自分らしい選択をしていけばいいんじゃないかなと。
ただ、自分の行動・言動の責任は自分で取る気持ちを持つことは大事ですね。
そうすれば、誰が何を言ってもあまり気にしなくなりますので、今のうちに失敗を恐れず色々な経験を積極的にしてください!

そして、いろいろな人と話してみたい!いろいろな経験してみたい!と思った夢ある方、一緒に働きましょう♪笑