INTERVIEW
NAKAO TAKAAKI

中尾高明

株式会社FRONT LINE 代表取締役

略歴

2014年よりフロアコーティング事業に従事。2018年に株式会社FRONTLINEを設立。現在は、「フロアコーティングの選択肢が【水性のみ】になる世界を作る」ために尽力している。

現在の仕事についた経緯

高校卒業後、電気関係の職人をしていました。当時からしゃべりには自信があったので、“営業をしたい!”という漠然とした思いがありました。
その後、住宅系の営業職につき、その仕事の中で「フロアコーティング」と出会いました。
4年程営業職を全うし、成績も順調だったので東京の本社に勤務をしていました。
忙しい日々の中で、2歳年上の経営者の方の研修を受ける機会がありました。
その方とお話をしている中で、サラリーマンと経営者との裁量の差にジレンマを感じ、起業を決意しました。
なので、起業をした当時の動機としては“お金を稼ぎたい”というよりも、一社会人として“自分のできることの幅をもっと広げたい”という思いが強かったです。

仕事へのこだわり

お客様に対して正しくあるということですね。
今は、良くも悪くもマーケティング次第でどんなものでも売れてしまうという実情があります。
サービスや物が溢れている情報社会の中で、選択肢が多く消費者側の判断能力が下がりがちな現代だからこそ、本当の意味でお客様に対して寄り添う仕事がしたいです。
お客様のために、意味があるものを売るということにはかなりこだわっています。

若者へのメッセージ

松下幸之助さんの名言で「時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせずに待つことは僥倖(ぎょうこう)を待つに等しい…」というのがあり、簡単にいえば「着々とわが力をたくわえる人には、時(チャンス)は必ず来る」という意味です。 
桜は春にしか咲かないけれど、春だけ頑張っているわけではない。チャンスの機会は平等にあると思いますが、そのチャンスを掴めるような、自己成長に向けた努力を日頃からしているかどうか、ということに対して常に意識しています。
チャンスは結果論だと思うのです。チャンスを掴むだけでなく、大事なのは掴んだ後の行動だと思っています。月日が経ち、過去を振り返ったときに「あれは確かにチャンスだったな」と思えるような結果を導く努力が日々できているかが大切です。なので、道に迷った時の選択は間違ってもいいしどちらを選んでもいいです。ただ、その選択した結果を成功に導く日々の努力こそが大切です。
現在自分が努力していることの一つとして、“従業員への理念の刷り込み”があります。一緒に働いてくれている従業員達は、老後まで一緒に過ごしたいと思う大切な仲間だと思っています。自分だけ成功すればいい、頑張ればいいのではなくて、同じ視座をもって仲間と成功する未来のために、日々勉強をして努力を続けていきます。