INTERVIEW
NAGASHIO MASAYUKI

長塩征幸

合同会社Acceler Digital Founder / CEO https://www.acceler-digital.com/

略歴

Accenture、コロプラ、USENでエンジニアとして多数の大規模プロジェクトの開発に携わった後、株式会社PortFolderにCTOとして参画。その後、合同会社Acceler Digitalを設立。CTO・TechLead向け開発支援サービスを展開している。現在は主にブロックチェーンやAI(LLM)関連の開発支援を行っている。

-現在の仕事についた経緯-

Acceler Digitalを設立したのは、「世界中のデジタルイノベーションはより一層加速すべきだ」と考えたためです。
そして、CTO/TechLead向けの開発支援を始めたのは、「エンジニア組織の上流でプロジェクトの加速度が決まる」と感じたためです。
私はこれまで多数の大規模プロジェクトにエンジニアとして参画しましたが、その中ではCTO~TechLeadクラスが経験不足から重大な意思決定ミスを起こしていることが少なくありませんでした。その結果、重篤な技術的負債が積み重なり、時には年単位で改修を行うものもあります。
先述の3社を経験した後、自分の培ったスキルでプロジェクトを加速させる必要性を感じ、会社を設立しました。

-仕事へのこだわり-

「こだわり」とはやや文脈が異なるかもしれませんが、自分の知的好奇心が保てる仕事を自発的に取りに行くようにしていました。
私の場合、学生の頃から音楽とゲームとプログラミングが大好きだったので、業界はそれらの興味に近いものにしました。
また、業務ではなるべく新しい技術を使い、会社で目立つようなものを担当したかった性格なので、新規事業や世間的なトレンドになっているようなサービスにアサインされるように根回しをしていました。
現在、ありがたいことに、弊社では多くのクライアント企業様とお仕事を共にしておりますが、実はクライアント企業様の案件(特にweb3やAI)は自分の知的好奇心から仕事に繋がっている側面もあります。
知的好奇心が保てるとその分野について自発的に学習しようとしますし、熱量を持って仕事に取り組めます。結果、個人にとってもチームにとっても仕事の質・量の向上に繋がることが多いと考えており、好奇心を持って仕事をすることを重要視しています。

-若者へのメッセージ-

自分の好きなものに没頭し続けてください。そして、没頭した先にどう足掻いても社会と擦り合わせができなかった場合は世界を旅してみてください。
まだ没頭できる好きなものを見つけられていない方は、周囲の目を気にせず、手当たり次第気になったものに触れてみてください。