INTERVIEW
MUTSUURA GORO

六浦吾朗

一般社団法人ごろ夢 代表理事 https://gorom.org

現在の仕事についた経緯は?

中南⽶・カリブ(LAC)地域の域内加盟諸国の経済・社会発展に貢献することを⽬的として設⽴された国際開発⾦融機関(MDB)である⽶州開発銀⾏に25年間勤務後、2020年に⽇本へ帰国し、⽇本とLAC地域の若者の交流を通じて社会貢献を⾏う⼀般社団法⼈ごろ夢を同年設⽴し、現在に⾄る。

仕事へのこだわり

途上国の貧困削減や持続的な経済・社会的発展を、⾦融⽀援や技術⽀援、知的貢献を通じて総合的に⽀援する国際機関に⻑年勤務し、以下に⽰すこだわりを持って仕事に臨んできました。
現場主義、ヒューマンタッチ、相互理解、受益者視点(上から⽬線、異⽂化理解、キャパシティ理解、ウィンウィン、オンとオフの使い分け(仕事⼀所懸命、遊び⼀⽣懸命)、異分野交流、⻑い者には巻かれない等。

若者へのメッセージ

⼀⼈でも多くの若者に国際社会で活躍してほしいです。グローバル社会に⽣きることは、⾮常にエキサイティングな経験です。特に近年のデジタル技術の著しい進歩により、私たちは世界中の情報や⽂化と容易に接することができるようになりました。これにより、新しいアイデアや⾰新的なビジネスを創成する⼤きなチャンスを迎えているともいえるでしょう。
但し、国際社会で成功するには以下に述べる点に留意してほしいと思います。
先ずは、将来の⼈⽣設計に関する⼈⽣の羅針盤を準備する事です。具体的には5年後に国際社会で活躍する⾃分を想定し、そのために何をしたらいいかについてのアクションプランを準備してください。先ずは⾃分⾃⾝を理解し、⾃分の価値観や信念を確⽴することが重要です。グローバル社会では、さまざまな⽂化や背景を持つ⼈々と交流することが求められますので、⾃分のアイデンティティを知り、異⽂化を尊重する事は⾮常に重要となります。そして、 常に学び続ける姿勢を持つことをお勧めします。グローバル社会では、変化が速く、新しい知識やスキルが求められます。⾃分の専⾨分野だけでなく、異なる分野にも興味を持ち、多⾓的な視点を持つことが重要です。
最後に、⾔語の習得や異⽂化の理解も、国際社会で活躍するには⽋かせません。そして、⾃分⾃⾝を信じて、グローバル社会で活躍する夢を追い続けることを忘れないでください。