上場大手のアパレルでバックオフィス、上場大手の広告代理店で新規事業開発や官公庁向けの広報支援業務を経験後、佐賀県にUターンし独立。九州に拠点を置き、主に新規事業支援で活動する中で、地方企業のフリーランス活用をテーマに株式会社JICUを創業。
略歴
－現在の仕事についた経緯－
佐賀へUターンし、九州で創業支援や新規事業支援をしている中で、いつも聞く課題が「良い人がいない」でした。
一方で、フリーランスとしての活動の中で、会社員という枠で収まり切れないものの独立していくまでに苦戦している人を沢山見てきました。いずれも会社員としては優秀ですが、経営者として市場に飛び込むにはまだまだ経験が足りない人たちです。この層が人材市場で動いていないことを凄くもったいないと思っていました。
こういうなんとかして人生を変えようと戦っている人々に活躍のフィールドを作りたいと考え、その思いから企業と一緒にプロジェクトを立上げました。そしてそこにフリーランスをアサインする活動をするようになりました。
－仕事へのこだわり－
こだわりというより、僕もまだまだなので、自戒の意味を込めてですが、受けた恩義や良くしてもらったことに感謝し、いつか自分なりの恩返しをしたいと心にちゃんと留め置くことを意識しています。
先輩に恩返しというと生意気かもしれませんが、せめて後輩にバトンを繋いでいきたいと思っています。
成長すればするほど、自分が良い機会を貰えているんだと気づく機会が増えます。仕事をご一緒させてもらえることに感謝の気持ちが芽生え、それがさらに助けてくれる人を増やすためのいい循環を生むと感じています。先輩方を見ていても、優秀な方ほど人として尊敬できる一面が多いです。
－若者へのメッセージ－
法務・広告・新規事業等、転職や異動を経て様々な仕事をしてきた後、30代では新規事業×人材をテーマに起業しました。20代は自分のキャリアの軸がわからないことにずっと悩み苦しんでいました。でも、そうした経験は様々な職種の方と話す機会が多い現在のポジションで凄く活きていますし、回り道とも思えた道をたくさん通ったからこそ、ようやく自分の軸が固まりつつあるのかなと思います。
若手の方はキャリアの可能性が沢山あり、悩むことが多いと思いますが、悩めるのも若手の特権！辿ってきた道のりがあなただけの道に繋がると信じて、回り道を怖がらずに進んでください。