宮崎俊行

現在の仕事についた経緯

学生時代からITの可能性に興味を持ち、新卒では楽天グループ株式会社に入社しました。楽天市場事業のECコンサルタントとして、クライアントである地方の中小企業経営者と共にECの売上を伸ばすことに熱中していました。インターネットを通じて新たな繋がりが生まれ、人の役に立てる機会が無限に広がる仕事に高揚感を覚えました。
2社目の株式会社Donutsでは、ジョブカン事業に携わりました。Webマーケティングを効果的に活用して顧客を獲得し、彼らの課題解決に役立てる貴重な経験でした。
これらの経験を踏まえて、『ITの可能性を最大限に活用し、世の中の役に立ちたい』という想いが強くなり、株式会社Airzを立ち上げました。

仕事へのこだわり

大事にしている仕事のこだわりは、「期待値+α」と「成し遂げる」です。
・期待値+α
これは相手の期待値を上回るアウトプットを出し続ける、またその改善を意識して行動することです。人は誰しも相手に対して期待値を持っています。仕事の場であれば、顧客はサービス提供者に対して、仲間は別の仲間に対して一定の期待値を有しています。その期待値を客観視し、常に期待値+αを続けていくことを大切にしています。期待値を超え続けていくことは、顧客満足度の向上に繋がります。その結果、仲間や顧客との信頼関係構築ができ、お互いにとってwin-winとなる関係を作れると信じています。
・成し遂げる
これは仕事においてプロセスを重視しつつ、最終的な成果にこだわることです。ビジネスにおいてアイデアを出すこと自体に大きな価値はないと思っています。いま自身が考えたアイデアは、過去または現在に多くの人が既に思い付いている可能性が高いです。大切なのは、アイデアをアイデアのまま終わらせないことです。アイデアを空想で終わらせず、それは実現して初めて価値となると思っています。その為には、中途半端で終わらせず、成し遂げる強い意志が大事です。もちろん仕事は1人ではできる幅が限られます。一緒に働く仲間を尊重し合い、彼らと共に成し遂げる喜びを分かち合うことを大切にしています。

若者へのメッセージ

「感性に従う」を大切にして、1度きりの人生を存分に楽しんでほしいと思います。子供の頃は、誰しも感性のまま生きています。それが大人になるにつれて、周りの大人の影響もあって理性で言動を制限し始めます。社会に適用するという意味ではプラスの面もありますが、大切な自我が失われてしまっては非常にもったいないです。「本当はやりたいことがあるけど…」「いまは適切なタイミングではないから…」このように理性によって新しいチャレンジをしないと、時間が経ってから後悔すると思います。
人生のターニングポイントはその時には体感できず、後々になって「あの時がターニングポイントだったな」と気付きます。皆さんもご経験があると思いますが、多くの場合それは感性に従って行動したタイミングではないでしょうか。大人になってからも「感性に従う」ことを大事にして、新しいチャレンジをする人が増えると、よりワクワクした世の中になると思っています。