専修大学経営学部卒業。転職先のIT企業にて11年間勤務し、ユーザー向けのメールサポートおよび品質管理業務、部署間の連携を取り持つ業務に従事する。退職後の2022年6月、コーチングや自己肯定感アップカウンセリング、女性向けの起業支援を行うRemplirを設立。対話を通して相手の中から気付きを起こすのみでなく、ティーチング・コンサルティングを含めた多角的なサポートにより、自分らしい生き方・働き方を目指す女性の厚い信頼を集めている。
略歴
現在の仕事についた経緯
第2子の妊娠とコロナの第1波が重なったことを機に、もともと第1子育休後から抱えていた仕事と家庭のバランスの悩みが、いっそう大きいものとなっていきました。
迷った末会社員を辞める決断をし、家庭を優先できるおうち起業という形で、同年6月に開業することを決意しました。
絶対的な自信のあったコミュニケーション力やティーチング力を活かした仕事がしたいという思い、そして、コーチングに出会ったことで、自分自身の在り方や物事の捉え方(マインド)が格段に変わり、家庭も仕事も人間関係もすべて理想通りに変えていけた経験から、過去の自分と同じように、家庭と仕事の両立で悩む女性の支援事業をスタートさせました。
仕事へのこだわり
「とにかく人が好き」
こう見えて、幼少期の頃からトータル約25年間、ずっと人間関係の悩みを抱えてきました。
しかし、一度として人を嫌いになったことはありません。
それは、幸せはいつだって、人との関わりの中で生まれるものだとわかっていたからです。
人から頼ってもらえること、信じてもらえること、自分と話すことで元気になってもらえることが自分の生きがいだったからです。
そんな私が仕事をする上で長年こだわってきたポイントは3つあります。
①人の感情にフォーカスすること
仕事は絶対に一人では成立しません。直接コミュニケーションをしない場合でも(例えば対PCだったとしても、作業だったとしても)その先には人がいてその人の感情があるのです。
自分が携わる仕事を通して、その先の相手がどんな感情を抱き、どんな影響を受け、どう判断し行動するかを考えながら仕事をすることを心がけています。
②時間にこだわること
自分自身「時間を一番大事にしたい」という価値観を持っています。
そのため、相手の時間をいただくからには、「私と話してよかった、有意義な時間だった」と思ってもらえるように、自分の持つ力を全力で出すようにしています。
また、開業1年目で学びましたが、全力で仕事をする上では、常にプライベートとのバランス(=心のバランス)も整っていることが重要です。
そのため、自分の時間や家族との時間もしっかりと取り、常に自分を満たしている状態でいることを心がけています。
③win-winの関係であること
どちらか一方だけが得するような関係ではモチベーションは上がらないし疲弊してしまうと思います。
そのため、自分と一緒に仕事をしていただくからには、絶対的にこの関係性は大事にしたいポイントです。
若者へのメッセージ
情報が溢れていて、流れがどんどん加速していく激動の時代。
これからの人生を豊かに、自分らしく楽しむためには、親がどうとか、他人がどうとかではなく「自分がどう生きたいか」をベースに、自ら人生を切り開いていけるようになることが大事だと思います。
しかし人は、幼い頃から親との関係性や周りの環境の影響により、無意識に色々な思い込みを作ってしまい、「自分らしさ」を見失っていることがほとんどです。
まずは自分がどんな人間で、どのような思い込みを持っているのか。対話を通して自分と真剣に向き合い、それに気付いていくことが必要です。
そして気付きに対して、これからどうしていきたいかを選択できるようになること。さらには行動を起こせる自分に変わっていくことで、自分らしい人生を取り戻すことができます。
人は誰しも無限の可能性を持っています。それに気付き、決めて、行動できた瞬間から未来は変えていけます。
最初に持つべきは少しの勇気です。Remplirはあなたらしい幸せな未来を応援しています。