立命館大学産業社会学部卒業。新卒で繊維商社に入社、主に新商品・新企画開発、及び新規中国事業ルート開拓等で実績を上げ、数多くの社内表彰を受ける。その後同志社大学大学院でMBA学位を取得。経営コンサルタント事業組合の理事、商工会議所及び化学メーカー等の管理職として、経営企画及びコンサルタントの実務を担う。
略歴
現在の仕事についた経緯
高校卒業まで淡路島に在住、その後大学、大学院、社会人と長年京都で過ごしました。MBAの学位を取得したことで、生まれ故郷の淡路島に何か貢献したいと考え、京都から戻ってきました。少子高齢化や東京一極集中の弊害は淡路島も例外ではなく、地方の疲弊はあらゆる分野で深刻な状況でした。その課題解決の第一歩として地元経済を回すことが急務であると考えました。MBAでの学びとこれまでの企業、団体等での実践的実務経験を活かし、経営コンサルティング、及び政経塾運営の法人を起ち上げて現在に至ります。
仕事へのこだわり
新卒入社時から座右の銘としている【初志貫徹、有言実行】を仕事へのこだわりとしています。仕事を進める上で困難な状況はあらゆる場面でつきものです。少し精神論となりますが、当初定めた目標はどのような状況下におかれても途中で絶対に諦めないことです。
よく日本文化として【不言実行】が美徳とされがちです。しかし目標などを周りに公言し退路を断つことで、困難な状況下に直面しても諦めることなく達成することができます。また困難に直面した時は、自らがまず課題への柔軟な創意工夫と、深く掘り下げた思考力で徹底的に考え抜くことです。必ずヒントが発見されて解答が得られるはずです。それと仕事は個人競技であると同時に、団体競技でもあります。一人ですべてを成し遂げることはできません。自らの立ち位置を把握して社内外の利益関係者等との良好なコミュニケーションを図ることです。コミュニケーションなくして目標の達成は不可能です。特に管理監督者は必須の資質要件です。
経営者としては、会社は利潤の最大化を目指すべきという考えではありません。株主だけでなく、すべてのステークホルダーに対して社会的責任を果たすことで存在価値があるという考え方です。会社は特定の個人のものでなく、存在自体が社会の公器であることに今後もこだわり続けます。
若者へのメッセージ
【未来を信じ未来に生きる】故立命館総長末川博氏の言葉です。
まずは過去を振り返り自らの現在の置かれている状況を把握することです。反省点や後悔等を反面教師として未来に活かしていくことが大事です。そして最も大事なことは自らを信じることが、すなわち未来を信じることに繋がるということです。なぜならば日々の積み重ねが未来の自分だからです。
常に新しい自分を発見し、自らをバージョンアップさせることが求められています。何事にも関心を持ち、探究する姿勢を持続させることが大事です。若さの特権は未来に無限大の可能性が秘められていることです。早く気づくことで今この瞬間から行動や思考に変化が現れます。常にポジティブ思考を持つことで自らに自信が持てるようになります。
もちろん後悔やネガティブ思考に陥ることは多々あります。大事なことは信頼できる一生涯の仲間を自ら求めて得ることです。得ることで狭い視野や思考、孤独に陥ることを防ぐことができます。孤立した環境でないことはとても大事です。【未来を信じ未来に生きる】をメッセージとします。