INTERVIEW
MIMURA NAOHIRO

三村尚広

みむら税理士事務所 代表税理士 https://mimurazeitax.com/

略歴

中央大学商学部卒業。地元の靴販売流通業に入社、一念発起し税理士試験の勉強に専念。その後、会計事務所で勤務しながら専修大学大学院に通い、税理士資格取得。複数の会計事務所に勤務、一般社団法人建設業サポート室理事就任、2023年から独立。

現在の仕事についた経緯

大学を卒業時、就職氷河期で就職活動に苦戦していましたが、地元の靴流通業の会社にご縁を頂き社会に出ることができました。職場での仕事を通じて自分と向き合い、打ち込んでみたい分野を再確認し、税理士試験に挑戦することを決意しました。
税理士業界に入り、複数の会計事務所に勤務して経験を積みました。法律の改正もあり、勤務税理士でも自己の責任において直接的に顧客と契約することができるようになったため、勤務の傍ら、自分自身のお客様も徐々に獲得していきました。
そのような中、本当に不思議なのですが、意図したわけではなく様々な要因が重なり合い自然と独立する流れになり、現在に至ります。

仕事へのこだわり

職業は社会的分業、仕事は職業を通じて社会と関わることだと考えています。職業柄、専門的な知識を磨くことや経済合理性を求められることが当然ありますが、仕事は煎じ詰めれば「人と人との関わり合い」に帰着すると考えています。
関わる人たちに敬意をもって接し、単にスキルやテクニックを追い求めるのではなく、どうすればお客様に経営に関して安心を感じて頂けるのか、また、求められているものを提供し感謝して頂けるのかを日々考えて試行錯誤しています。
特に建設業界に対しては一般社団建設業サポート室の理事に就任し、士業を横断したネットワークを活かして貢献するべく活動しています。

若者へのメッセージ

今の若者の方々は物心ついたときから失われた何十年といったデフレ不況の日本を生きていたと思います。中には「自分の世代は損をしている」と思ってしまっている方々もいらっしゃるかもしれません。
しかし、未来はこれからですし、良くするも悪くするも自分次第です。将来の明るいイメージを強く持ち、今(本日)自分ができることを真摯に行っていれば、やがて本当にやりたい事に必ずつながると思います。
また、これは25年前の自分にも言いたいことですが「行動せよ!」
是非いろいろなことに挑戦してみてください。