INTERVIEW
MANIWA FUMITAKA

間庭史貴

MTH.LLC / まにわ整骨院 院長 https://www.maniwa-s.com/

略歴

幼少期より医療一家で育ち、4代目として整骨院院長業を行っている。親族の中で修行する事を良しとせず、地元を離れ業界でも名の通る師匠に師事し、7年弱の修行を経て2014年に独立。学生時代より趣味として始めたカポエイラは、身体の使い方として整骨業とリンクする事も多く、整骨と共にカポエイラにどっぷりハマり、気づけば生徒100人近いグループの総代表も勤めている。

-現在の仕事についた経緯-

整骨業は父方で4代目、母方で3代目になる家業です。大学の関係で東京に出て一旦他業種に就くも、整骨業への興味が尽きる日はありませんでした。恥ずかしながら出戻りする形で整骨業に戻りましたが、より一層楽しく感じております。

カポエイラは高校生の際に偶然地方放送(YBS)で放映されていたカポエイラを見て魅かれ、20年間楽しくて続けてきました。当時の指導者が現地アメリカに帰る事になり、日本指導員として起用されたのが教え始めたきっかけになります。
整骨(健康)業に関係する点も多く、医療知識と合わせて指導を行う事に益々楽しさを感じています。

-仕事へのこだわり-

整骨業ではゴール設定と、そこに向かうサポートにこだわっています。
治療というと患者さんは受動的になりがちなのですが、あくまで「患者様自身の自己回復の手助け」が本分だと考えています。傷口を縫ったとしても、本人の回復が無ければ治らないのと同じ感覚です。

その為にも、
・気軽に相談できる距離感や接し方
・専門的かつ親身になれる技術、知識
この2点にこだわっています。
気軽に相談できる体の専門家、4代続く親族を見てきても同じ気持ちで整骨業を営んでいると実感しています。

カポエイラではコミュニティ作りにこだわっています。
結果や達成感よりも所属する場としての役割を大切にしており、互いに支え合い褒め称え合える環境が目標です。これはカポエイラが他者と競う事を最大の目的としたスポーツでは無い事が大きく影響しています。
現地ブラジルでもカポエイラはコミュニティとして弱者、子どもや低収入家庭などを守る役割を受け持っています。
「ここに居ても良い」そんな当たり前、かつ幸せや安心を感じられる場こそ、拘って続けていきたいカポエイラです。

-若者へのメッセージ-

自分の好きや幸せを第一に。
なんでも出来る時代だからこそ、自分の好きや幸せを最優先に行動して欲しいと思います。
仕事の時間は長い為、好きな事が仕事であれば楽しい時間が最大化します。
好きかも、と思える仕事があったら全力で取り組んでください。好きじゃ無ければ次を探し、好きになれそうであれば続けるだけです。国内国外問わず色々な挑戦、体験をする事で好きな事や物に出会えます。
好きな事に取り組んでいると仲間が増え、仕事が増えます。そうすると余計に楽しくなります。