INTERVIEW
LILLY YURI

リリー由梨

現役高校教師 タフ&エレガント®︎アカデミー https://tough-elegant.com/lp/

略歴

同志社大学大学院アメリカ研究科修了。大学卒業後オーストラリアの小学校にて日本語教師。帰国後から共学の高校へ教師として務める。ある年に女子校へ赴任した際、女子校の女子が共学の女子と明らかに違うことに衝撃を受け、女子校の研究をするために大学院へ進学。「アメリカの女子校と女の子の教育法」についての研究に従事。大学院終了後から関西の有名女子校へ就職。大学院での研究と女子校の教育現場から「女性が自分を大切にしながら成幸していく」独自のメソッドを考案。現在はこのメソッドを用い、大人の女性を対象に「自己肯定感」を潜在意識レベルから底上げする【メンタル心理系講座】と、思春期の子供を幸せに育てる【親向け講座】の主催や講演・セミナーを開催している。著書に『思春期の女の子をタフでエレガントなレディに育てる7つの法則』(Kindle出版)、『現役教師と僧侶社長が教える、子供が幸せになる教育法』(夢叶舎出版)がある。 2019年『ミセス日本』グランプリ受賞。

現在の仕事についた経緯

大学卒業後、オーストラリアの現地の小学校にて教師として勤務しました。帰国後は海外での教師経験を踏まえ、中高一貫校の教師を勤めております。ある年、共学から女子校に赴任した際「女子だけの環境」に女性の成幸のポテンシャルを感じ、翌年から大学院へ進学。そこで「アメリカの女子校」についての研究に従事しました。
大学院終了後から関西の有名女子校へ就職し、大学院での研究と教育現場から「自分を大切にしながら自己肯定感を底上げし成幸していく」独自のメソッドを考案するに至りました。なぜ自己肯定感なのかと言いますと、国内外での教師経験、とりわけ担任業を通じて4000人以上の生徒や保護者たちを多角的に接する中で【人の幸せは自己肯定感こそすべて】と確信するようになったからです。ところが日本人の自己肯定感は主要国中最下位を更新中という由々しき実態があります。そこで、表面的ではなく潜在意識という心の根底から自己肯定感を育み、どんな時も、自己を信じられ、自信高く果敢に人生を切り拓いていける日本人を増やすことを目指し活動しております。
具体的には大人の女性を対象に、強いメンタルで人生を果敢に切り拓いていけるタフでエレガントな女性の育成をすると同時に、保護者の方を対象に思春期の子供が幸せになる講座を展開しています。

仕事へのこだわり

「タフでエレガントな日本女性を増やす」「すべての人にそれぞれの可能性があり、それを存分に花開かせる」をモットーに一人ひとりに、家族のように寄り添い、コーチのように引き上げる指導を徹底しています。
「自己肯定感」こそ「生きる力」そのものであり、人の成功や幸せの源であるということを、教師生活から実感しました。そのことから、担任業務、授業、部活動顧問、宿泊行事、海外引率など、ありとあらゆる関わりにおいて、自己肯定感を底上げすることを徹底してきました。その結果、学校教育評価アンケートでは、生徒と保護者の双方からトップランクを毎年頂き続けています。社会人になっても活きる「考える力」や「自己肯定感の育成など」に多くの支持が集まっています。
また、AI時代の今、世界が大きく変動する中、多くの人が不安を抱えています。子育てについても何が正解なのか見えなくなり、親御さんは非常に悩んでおられるのを肌で感じてきました。そこで親御さんに向けて、簡単で今すぐ取り入れられる教育法や、親自身の肯定感を上げお子様たちに生きる勇気を与えていくための、講座やセミナーを展開しています。
また、高等機関での研究と女子校の教育現場での実務から女性に特化した「女性成幸メソッド」を考案したことから、タフなメンタルで人生を心満たしながら切り拓く、タフでエレガントな日本女性を増やすべく活動も行なっております。
女性に特化しているのは、女性は感性や感情が豊かであることから、傾向として自分のメンタルに人生を振り回され、それが自信の喪失や自己価値を低下させ、生きる意欲が低迷している人が少なくないからです。女性がメンタルを強くし、成幸体質になることで、子育て・家庭・職場が活気付き、結果、社会全体に好影響を与えます。
私の目指す「タフなメンタル」とは鋼のような折れないものではなく、辛さに面するとき自分を責めることなく自分を勇気づけられるものです。人は癒され勇気づけられることで、力を得られ健全に成長していけます。そしてこのような生き様を私は「エレガント」と思います。
今後も「自己肯定感」を潜在意識レベルから底上げし、「何があっても大丈夫」「自分が大好き」と思えるタフでエレガントな女性や子供たちを日本中に増やしていきたいです。

若者へのメッセージ

「何があっても大丈夫」そう思えるメンタルを若いうちに育んでください。すると、どんどん色々なことに挑戦できるようになり、人生はさらに彩り豊かで充実していきます。これこそ人の幸せな生き方と言えます。
このメンタルは自己肯定感が基盤となります。自己肯定感は自己信頼や自己受容が成します。ではどうしたら自己信頼が増すかと言えば、どんな時も自分を勇気づけることです。もし失敗しても自分を責めることなく、挑戦したことを誇り、自分を勇気づけることをクセを付けるのです。すると、これらを通じて得られた経験とともに、あなたは揺るぎない自信や自己信頼を高めていきます。
また自己受容とは、カッコいい自分だけではなくて、カッコ悪い自分をも否定したり拒絶することなく受け入れる力のことです。「できる自分もできない所を持っている自分も合わせて尊い自分だ」とそう思えることで、逆に人は恐れに負けず、気丈に果敢に前に進め、進化変容し続けることができます。
この2つの上に「自己肯定感」は成り立ち、それは究極「何があっても大丈夫」というメンタル状態を作ります。これさえあれば、あなた本来の才能や資質を存分に開花できる人生になります。自分を信じ、どんな自分をも愛しいと思える最強メンタルを持ったあなたが、人生を存分に謳歌されていくことを願っております。