INTERVIEW
KOUMURA HIROKI

幸村拓貴

サンツリーズ株式会社 代表取締役 https://suntrees.co.jp/

略歴

千葉県九十九里出身。教育・人材業界に営業職として就職後、独自のメソッドを開発して25ヶ月連続目標達成、7度のMVPを受賞してトップセールスとなる。新規事業立ち上げ、法人営業の戦略立案、営業企画責任者を務めた後に独立。フリーランスとして実績を積んだ後、サンツリーズ株式会社を設立。法人営業コンサルティングを軸に、貿易・EC・教育と多角的な事業展開を行なっている。得意領域:無形商材の法人営業支援、人材育成、ファンを作る顧客コミュニケーション。保有資格:弓道弐段、合気道初段、居合道初段、真剣刀法初段。

■現在の仕事についた経緯

20歳の頃から漠然と「将来起業する」ということだけは決めていました。
ただ、社会のシステムや働くということを何も知らず、起業の方法も分からなかったので「人の働くに直結」する人材業界に就職しました。
その際、BtoBの世界で、法人営業の厳しさや楽しさ、ノウハウを先輩方に教えてもらいながら、知識と経験を蓄積していきました。

複業や文系フリーランスという言葉が徐々に浸透し始めたタイミングで、勢いに乗って独立しますが2年ほどで廃業。
大手企業に再就職して新規事業立ち上げ、営業企画責任者を経験した後、再度フリーランスとして独立。
コロナ禍で早速打撃を受けましたが、法人営業のコンサルティング業で売上をV字回復させて2022年に会社を設立。今に至ります。

■仕事へのこだわり

「仕事を通して自分のファンを創る」ことにこだわりを持って取り組んでいます。
これまで10年以上、様々な失敗を経験してこの考えに行き着いており、新人時代は「質より量」の考え方で、飛び込み営業で名刺を集めまくったりしていました。
また、1日100件、200件と電話営業をする中で「もうかけてくるな・・・!」と、怒鳴られたり、新規獲得と目先の数字ばかり意識を向けすぎて、大切な既存のお客様が離れてしまう。ということもありました。
「気づきを得る」という意味では良い経験にはなりましたが、当時のお客様や関係各位にご迷惑をおかけしてしまい、ファンを創るとは程遠い仕事の進め方だったと思います。

この経験で気づきを得てからは、集客と営業成績で困ったことはなく、主に「リピートと紹介」でお客様が増えていくようになりました。
また、お客様との関係性が短期で終わらず中長期で続くようになり、ステークホルダーとの関係性も強固なものとなっています。
このように、私の実体験から重要性を実感した「顧客コミュニケーションの最適化」をテーマに、弊社では法人営業コンサルティング事業を行っています。
また、「東南アジア向け日本食品の輸出」「オーガニック食品のEC販売」などの事業も立ち上がり、新規事業として展開しています。
全てにおいて「仕事を通して自分のファンを創る」という、根本は変わりませんので、ご縁で繋がった皆様により良い影響を与えられるように努めていきます。

■若者へのメッセージ

私もまだ30代ですが、未来を創るのはいつでも若者です。
今までの常識が一瞬にして崩れ去り、過去の延長線上で未来を見ることはできない時代ですが、いつの時代も若者が力を合わせれば、新たな価値を生み出すことができます。
暗いニュースは多いかもしれませんが、より良い時代を共に創っていきましょう!