大学時代に、創業数年のベンチャー企業にてリユース事業の営業職を経験。大学卒業後、2017年に株式会社ゼネラルリンクへ入社。コンテンツマーケティングを中心に学び、事業責任者として従事。その後webメディアのアライアンス、M&A等を経験し独立。2023年1月株式会社LiKGを創業。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
新卒入社した前職での部署移動がキッカケです。
入社1年目は畑違いの人材業界で営業職として働いていましたが、努力が成果に結びつかず、苦しい状態が長く続き、決して前向きとは言えない不本意な人事異動でした。
しかし、異動先で出会ったSEOという領域が肌に合ったのか、半年後に昇格できるなど一定の成果を残すことができ、自信を付けることができました。
さらに当時所属していた部署で、事業のM&Aや中途採用の強化によって優秀な方々と近い距離で仕事をさせてもらえるようになったのも、今こうして会社を設立できるようになれた大きな要因だと感じています。
-仕事へのこだわり-
①とにかく量をこなすこと。
②成果よりも“成長”にフォーカスする。
この2点は、右も左も分からない新人の頃から意識していました。
①人よりも量をこなすことで、周りよりも早く質に転化していける。正直に振り返って、当時は仕事の進め方にかなりムラがあったと思いますし、決して賢いタイプではないので、苦労することも多かったように思います。でもだからこそ、経験値を先取りした結果、27歳で会社を設立できるレベルまでには何とかなれたのではないかとも感じています。
②キャリアアップの本質は「成長」だと考えています。疫病の流行や金融危機、震災、AIの台頭による市場の変化などの外的要因は個人や1企業の努力でどうにでもできる問題ではありません。仕事においても、業界や業界内での立ち位置、誰の部下になるのかなど、必ずしも理想通りに事が進む訳ではないです。
このように世の中、努力だけではどうしようもできないファクターが多くあると感じています。
そんな中でキャリアアップをして自己実現をしていきたいのであれば、やはり目先の“成果”に捉われず“成長”に焦点を当て続けていくべきです。
ひたむきに忍耐強く・誠実に仕事と向き合い、成長し続けることで、いつか必ずチャンスはやってきます。その時にチャンスを掴めるかどうかは、それまでにどれだけ努力を積み重ねて成長してきたかで決まるものだというのが持論です。
-若者へのメッセージ-
市場価値とは何もスキル・能力だけではないという事を正しく理解してほしいです。
私は20歳の頃から「起業したい」「経営者になりたい」と強く思っていましたが、現実にぶつかる壁が生々しいくらいリアルで地味でした。
勉強ができた訳ではないし、地頭がいいタイプでもないと思ってます。それでも今こうして会社が成長できているのは、紛れもなく周囲の人たちに支えて頂けているからです。
自分のことを信頼してくれるクライアント様、一緒に働きたいと言ってくれるパートナーの皆様、応援してくれるすべての方々協力があり、成り立っています。
つまり“人間関係”が財産です。もっと言えば“あなた自身の人間性”だと思います。
私が尊敬する諸先輩方はやはり周囲から「愛されている」と強く感じることが多いです。
その結果、一人では成し得ることができない大きな事業を創り上げることができ、みんなが豊かになっていく。
そんな連鎖を起こせる人こそ、真に安定性のある市場価値の高い人だと思うので、自分自身もそんな人間性と能力を兼ね備えた市場価値の高い経営者を目指していきます。
この記事を読んでくださった方に、少しでも参考になる要素があれば幸いです。