INTERVIEW
KOBAYASHI YOSHIKAZU

小林良和

Astrus税理士事務所 代表税理士 https://www.astrus-tax.jp/

略歴

立教大学経済学部卒業。資格取得のため専門学校での受験専念期間を経て某都内監査系税理士法人に入社。税理士試験合格後は、世界4大ファームの税理士法人、弁護士・税理士の共同法律事務所、都内某税理士法人にて実務及び人材教育、経営のマネジメントを経験。2022年独立。現在は、芸能事務所、出版社、外資系企業、飲食業、その他ジャンルを問わず企業や資産家の税務を中心に、顧問税理士やコンサル、企業再生や組織再編を中心として活躍中。

現在の仕事についた経緯

大学生の時に漠然とこのまま普通に人生のレールに乗って就職するのではなく、踏み外してみたいと思ったことがきっかけです。将来どういう老後を送りたいだろうと考え、そこからなりたい自分への逆算で現在の仕事を選びました。
世界には自分が知らないことが多く、それを見たい、知りたいという思いから世界中を旅したい気持ちが今でもあります。そのためには財を成すことが必須だと思っていましたし、自身の親が事業を経営していたこともあり、親を手助けしながら、自分自身の財を成すための知識が得られればと思いました。
それを可能とさせる職業を模索したところ、現在の税理士という職業にたどり着きました。

仕事へのこだわり

私は新人時代から心がけていることが三つあります。
一つ目は成功をするのではなく失敗をしないことです。
失敗は積み重ねてきた成功を台無しにしてしまうことがあります。これはクライアントに対する信頼はもちろん、一緒に働く仲間に対しても同じことが言えると思います。あの人に任せておけば間違いないと思われるような存在になることを今でも心がけています。
二つ目は責任をもって仕事をすることです。
当たり前なことですが仕事をするからには自分が納得できる最高のパフォーマンスをしようと心がけています。結果、それが顧客満足度につながると思っています。顧客満足は自分が納得できるものでなかったら得られないものだと思います。
三つ目は自分を褒めることです。
やはりずっと気を張って仕事をすることはできません。精神的にも身体的にも自分が気づかないところで負荷を感じていると思っています。なので一仕事終わったら、自分に、「よく頑張った、お疲れ」と思うことで、ON/OFFの切り替えを心がけています。

若者へのメッセージ

私自身が心がけていることでもあるのですが、自分の心に嘘をつかず後悔のない人生を歩んでください。
人生にはいろいろな誘惑があり、決断を迫られることは多々あります。選んだ道が正解かはわかりません。ただし、その選択は自分自身が決めるものと考えています。他者に決断を委ねた結果後悔をすることより、自分自身で決断した方が最終的に心が豊かであると考えています。失敗はマイナスではなく失敗を知れたというプラスと思った方が、その先の成功につながると思っています。
人より幸せになるためには人一倍の努力が必要だと思っていて、その努力の時期が人によって違うのかなと。私の場合は資格取得の時期や就職後にがむしゃらに仕事をして努力した結果が今という自分を築いたと思っています。
平等な人生というものはなかなか難しいですが、努力した人が報われるこの先の未来を若い皆さんが築いてもらえたら嬉しく思います。
このインタビューで、少しでも誰かの心の中に気づきをもたらすことができたら幸いです。頑張ってください!