INTERVIEW
KOBAYASHI HIROKI

小林祐喜

SUNNYDAY株式会社 代表取締役 https://sunnydayinc.jp/

略歴

1988年、兵庫県神戸市中央区生まれ。間もなく加古川市に転居。2012年、大学院中退後サンワード貿易株式会社へ入社。大阪支店にて全社トップセールスとなる。2016年、光世証券株式会社にてオプションや直接金融を学ぶ。2019年、G.A.コンサルタンツ株式会社及び共進情報事業協同組合勤務を通じて外国人材紹介業界とベトナム、東南アジアを知る。その後、メガバンクグループの銀行にて、与信管理業務に従事し企業経営の裏側を学ぶ。2022年12月に満を持して、5人の仲間と共にSUNNYDAY株式会社(SUNNYDAY Inc.)を設立。

現在の仕事についた経緯

私の先祖は徳川家康公の側近である本多忠勝の子孫が治めた播磨国山崎藩の士族で、先祖代々から続く会計一家でした。その為、幼少期より地元の企業経営者様や自営業者様と接する機会が多く、公認会計士である父や税理士である祖父の背中を見て育ちました。
社会人になるにあたり金融業界への就職を希望し、金融デリバティブの営業からスタートしました。大阪支店に配属され、大阪支店長や諸先輩方の厳しくも温かいご指導のおかげで、2年目にはトップセールスとなり、部下を持つブロック長を経験しました。奥深い金融業界をもっと知りたいとの思いから、証券会社で研鑽を積み、金融市場のディーラーからオプションや直接金融市場の知識経験と国内富裕層の資産管理やポートフォリオを構築する事で様々な経験を得る事が出来ました。
アジア最高峰の金融セクターであるシンガポールや香港への憧れや、自身の海外経験の乏しさを払拭する為、外国人材紹介業者へ入社し、ベトナムと東南アジアを訪れ肌で世界を感じ取ることができ、日本にはない圧倒的なパワーと情熱を感じ取りました。
社会人生活の総仕上げとして銀行を選択し、融資業務を通じて不動産や与信管理、財務分析を取得し独立の準備に入りました。特に、日本の社会集団が共通の場や縦の人間関係を基本とし、序列意識が強く組織特有の常識に縛られる事で、企業経営が不振となり、単一思考が進むことで柔軟性が失われ硬直化する日本の未来を危惧し、企業成長の一番の原動力は人材(人財)に他ならないと確信し、仲間と共にSUNNYDAY株式会社を立ち上げるに至りました。

仕事へのこだわり

優秀なアジアを中心としたグローバル人材ソリューション事業を通じ、真に持続可能で豊かな日本社会の実現が私達のビジョンです。
また、日本が抱える少子高齢化に対し、持続可能性の確保に向けて、人材ソリューション事業を通じ、経済活力を維持・強化し、成長力を高めるための基盤強化を図ります。少子化、デフレ経済、貧困等の構造的問題に加え、誰もが社会的に支え合い、人と人とのつながりを大切にする価値観を共有します。
弊社は固定観念に縛られることなくマイノリティ人材の特性や持ち味を活かした現場での取り組みを通じて、他企業に先んじてダイバーシティ経営を効果的に運用し、外国人材の心理的安全性を確保し、異文化理解力を高めることで、インクルージョンマネジメントを実践致します。
多様な知の融合のうえでチャレンジを推奨し、失敗が許される組織文化を醸成していく事が重要だと考えます。人材事業の強化に次いで、国内および海外不動産事業や貿易、マイクロファイナンス事業への展開を視野に入れ、日本トップのグローバル企業を目指しています。

若者へのメッセージ

一期一会と凡事徹底、義理人情を大事にする事です。
難しいことですが、これを短い人生、特に若い内に身につけなければ成功への道はありません。特に、SNS等で簡単に交友のあった人物をブロックしたり思いやりを忘れると一気に信頼関係が崩れます。
ビジネスにおける対価はAI技術の進歩する社会においても必ず人間から発生します。素直さや謙虚さと同時に、野心と貪欲さを兼ね備えた器の大きい人物の集合体が、日本を復活させると確信しています。